はるのほっぺ

備忘録です。仕事柄、政治の話題が中心です。

心ここにあらず

2007年11月26日 | Weblog
 「ねじれ」を解消する手段を講じぬままに、小沢一郎民主党代表は解散総選挙へ突入するつもりになったのでしょうか。
 明らかに流れが変わったように思えるのが、大阪市長選挙で民主党推薦候補が勝利したあたりからです。
大阪市はちょっと選挙事情が複雑ですから、そう簡単に国政選挙で民主党が勝てると過信するのはどうかと思うのですが、山岡国対委員長は2月説、小沢代表は「もっと早いかも」といった発言をするようになってきています。
 先日、ある若手代議士の秘書が、代議士の代理として必死に挨拶回りに精を出していたところに遭遇すると、「予想は2月です」とボソボソとつぶやいてくれたのです。
どうやら「2月説」はまことしやかに広がっているのかもしれません。
 こうなると多くの代議士たちが、「心ここにあらず」状態になってきます。
新テロ法といった安全保障問題、防衛省の疑惑追及、年金、健康保険といった社会保障問題など、課題は山積みなのですが、そんなことはお構いなしです。
地元での挨拶回り、国政報告会、政治資金パーティといった選挙対策業務が主になってきているようです。
 こうした状況下で、「国民の信を問う」と解散総選挙に打って出たとして、いったい何を争点とするのでしょうか。
おそらく多くの国民は、代議士たちが自分たちがすべき仕事をしていないというふうに受け止めているように思えます。
 「福田を選ぶか、小沢を選ぶか」ではお寒い感じがします。

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