はるのほっぺ

備忘録です。仕事柄、政治の話題が中心です。

安易な「くら替え」に一言

2007年05月21日 | 政治

 昨日のサンプロの土井たか子が出演していました。社民党では参院選の比例代表候補にこの方を担ごうとしていましたが、本人が固辞したため話しは立ち消えになりました。
その代わりと言っては何ですが、東京の上原前国立市長が比例候補に決まったようです。
 政党だけが参院選に熱を上げていて、参院の存在意義が分からなくなってきたようです。
もともと管理人は参院不要論者ですが、毎日新聞の<
参院選:比例代表候補に衆院落選組の「くら替え」目立つ>にあるよう恥も外聞もなく返り咲きを狙う人たちのための選挙になってきています。
 「くら替え」組は13人。記事にあった政党別内訳は、民主党公認の8人が。国民新党からは自民党を追われた郵政造反組が4人。自民党からは郵政造反の復党組1人。
民主党の「くら替え」組に関しては以前に記事にしましたし、自民党の郵政造反の復党組に関しても記事を書きました。
 こうした「くら替え」組は衆院の小選挙区時代に地元後援会を築き上げています。おそらくどの人も最低でも6~7万票の組織を持っていて、あと14万票程度をいろいろなところからかき集めて20万票超えを狙っています。
 かき集めるとは言いながらあてがないのも事実。そこでここへ来て、なりふり構わぬお願い作戦を比例区候補者が展開しています。
管理人も驚いているのですが、13人のうちすでに4人の方から接近されています。接近されても人となりも分からないのでお会いしていません。
もちろん本人ばかりではなく支援者も含めてですが、「いったい誰から私のことを聞いたの?」と思うくらいなのです。
よくよく聞いてみれば、縁遠い人のそのまた友人から情報を得ているケースが大半です。
 「友達の友達はみな友達だ」というフレーズがありましたが、友達の友達という時点で本当は見ず知らずの状態です。
それでも堂々と選挙の支援を申し出てくる気が知れません。
 愚痴っぽいエントリになりました。お許し下さい。候補者が必死なのは分かりますが、この手の選挙制度はお終いにした方がいいと思います。

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