この間、上海には商工業者の同業組合や、地方出身者のための同郷組合が設立され、1948年にはその数およそ300団体があり、独自の会館を所有していましたが、現在、殆どの会館は消滅しました。
「三山会館」は1916年に福建省の果物商の同業会館として竣工しましたが、ここだけは当時の原型を留め、上海が商業都市だった記念として修理・保存・一般開放されています。
南側の正面から入ると前庭があります。
入り口を入ると広場の正面に「大殿」があり、道教の女神「媽祖像」が祭られています。
航海・漁業の守護神として特に台湾・福建省・潮州で深い信仰を集めています。
媽祖像は漢白玉製で高さ2.8m、重さ3.5tあります。
内装も万博に併せ豪華に改装されたようです。
南側入り口上部は舞台になっています。
会合や宴会が行なわれたのでしょう、当時の組合の繁栄振りが偲ばれます。
1927年の共産党第三次武装蜂起の歴史的記念地ともなっており、敷地内に新しい展示館も併設されました。
中山南路1551号。入場は無料です。
撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmL F4
「三山会館」は1916年に福建省の果物商の同業会館として竣工しましたが、ここだけは当時の原型を留め、上海が商業都市だった記念として修理・保存・一般開放されています。
南側の正面から入ると前庭があります。
入り口を入ると広場の正面に「大殿」があり、道教の女神「媽祖像」が祭られています。
航海・漁業の守護神として特に台湾・福建省・潮州で深い信仰を集めています。
媽祖像は漢白玉製で高さ2.8m、重さ3.5tあります。
内装も万博に併せ豪華に改装されたようです。
南側入り口上部は舞台になっています。
会合や宴会が行なわれたのでしょう、当時の組合の繁栄振りが偲ばれます。
1927年の共産党第三次武装蜂起の歴史的記念地ともなっており、敷地内に新しい展示館も併設されました。
中山南路1551号。入場は無料です。
撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmL F4
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