ははこのじかん

育児・学び・集う
赤ちゃんとお母さんの教室『ははこのじかん』早川幸江の日記

知恵をいただく

2009-11-17 | beautiful life

今日は保育の大先輩が高根台幼児教室にて

講演をするということで、ご一緒させていただきました。

 

待ち合わせはしたものの、細かい場所については決めておらず

会えなかったら携帯で連絡・・・というようにはいかないので

早めに行って改札で待ち伏せようと思ったのに

電車の中で、ばったり会えました。

すごい確率!!

 

教室はとても古い建物の中でしたが

そこには遊べるおもちゃがたくさん~~♪

 

たくさんの積み木を出して並べて

動物たちが障害物競走をしたり、

戦いをするという土俵を男の子たちが作っていました。

(リングって行ったほうがいいのかな??)

 

女の子たちは布をたくさん出して自分の家を作って

キッチンでお弁当を作ってピクニックに行く・・・

というごっこ遊び。

 

どこでも見る遊びなんですが

とってもダイナミックに部屋を使っているのが

印象的でした。

 

お客様である私が、

「これはどうやって遊ぶの?」と聞くと

女の子たちは丁寧に教えてくれました。

 

いいなぁ~~こういうの。

 

講演が終わってお昼をいただいて帰る時

部屋をまたのぞいたら、

今まであった遊具がキレイに片付けられて

広いまっさらな部屋が出てきました。

そして丁寧にお掃除。

 

このあと、午後からは本来の児童館として使うので

毎日遊ぶ場所を設定して、片付けて・・・を繰り返しているのだそうです。

 

確か棚もいくつもあって

それぞれの遊びが保障されるようになっていたのに・・・

もうびっくりです。

毎日毎日

子どもの遊びを保障するために

この作業をしているのです。

 

「ははこのじかん」なんて足元にも及ばない努力です。

 

何だかとっても

じーーーーんとしました。

 

だんだん時代が変わって

もう、今年度で閉室になってしまうとのことでした。

 

そこにまた大先輩のメッセージが

とっても心地よくて

お母さんたちもいつまでも離れられなくて

いつまでも話していたい雰囲気の講演後でした。

 

帰りの電車では

私の今後のことで相談にのっていただいて

細かく出し惜しみしないで

親身に教えてくださる姿は

「良い保育がしたい」

「お母さんたちに本当の情報を届けたい」

という情熱を感じ、

身の引き締まる思いです。

 

まだ、私は30代。

「たくさん可能性があるんだから頑張ってね~~」

と笑いながら言う先輩たちに

どんな風に応えることができるだろう。

 

私は世の中の役にたっているのだろうか?

 

たくさんの知恵をいただくだけではなく

活かしていかないと何にもならない。

宝を無駄にしてはいけないのだ。

 

明日もがんばろう!

 

 

 

 

 



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