お辞儀で世界が変わる

お作法教室の講師片山うこさんからのお誘いで

うこさんの先生、文春先生の講演にいってまいりました。

 

お作法の先生なのですが、とても柔らかな雰囲気の先生。

もっと怖い感じかと想像していました。

 

しかし、お話は耳の痛いことばかり。

私はなんて礼儀というものを知らなかったのかと

まさに雷に打たれたような感じでした。

 

ちょうど、ぐずぐずしていた私の心は「シャキッ」となりました。

 

「いつまでもグチグチグチグチしていてはいけない」

 

なんて、醜い心で家族に接していたことか。。。

なんて、自分をわきまえていない愚か者なのか。。。

 

文春先生のお話を聞いているだけで涙があふれることが

何度とあり、

触れることの大切さ、自分がしている子育てという仕事の大きさを

改めて思い知らされました。

 

いえいえ、思い知ったなんて、言えるもんではないでしょう。

 

日本の文化であるわらべうたを伝えたい

という思いのある私にとって

礼儀作法というものを知らないで

口ばっかりだったなぁ・・・・本当に恥ずかしい。

 

無知というものは本当に恥ずかしいんですね。

 

「昔の女性はストレスなんて言葉で済まされない思いを

誰もが抱えていました」

という言葉がありました。

 

「生きづらい現代」とよく口にしますが、

こんな世の中にしているのは

他でもない、私たち一人ひとりの心なんですね。

 

そして、自分のことしか考えない自分の心にあるのかもしれません。

 

正しくお辞儀をすること。

それひとつで清清しい気持ちになれました。

 

滑り込みで参加を受けてくださったうこさんに感謝です。

ありがとうございました。

ご縁って本当に不思議ですね。

 

それから文春先生、本当に美しい話をありがとうございました。

 

久しぶりに穏やかな夜を迎えられそうです。