ははこのじかん

育児・学び・集う
赤ちゃんとお母さんの教室『ははこのじかん』早川幸江の日記

7月の予定

ははこのじかん 7月の予定

【ははこカフェ】

7月5日  10:00~11:30 13:30~15:00

7月12日 10:00~11:30 13:30~15:00

7月19日 10:00~11:30 13:30~15:00

7月26日 10:00~11:30 13:30~15:00 

 

【ははこまつり】

大盛況にて終了しました。

ご来場、ご協力ありがとうございました。

 

いのちの対話

2008-12-02 | beautiful life

図書館で豪華メンバーの対談集を見つけました。

 

鎌田實

水谷修

大平光代

新沢としひこ

村上信夫

 

「大人と子どもの絆」という岩波ブックレットです。

 

中でも、良いなぁとおもった詩

 

つぶやきをけさないで  新沢としひこ

 

みんなが「ちがう」と言ったから わたしは黙ってしまったの

心は何かを言いかけて そのまま鍵がかけられた

ぽつんと一人になってから 夕焼け空を見上げれば

流れる雲が歌っているわ つぶやきをけさないで

あなたの心が思ったことを 大切に けさないで

 

少しの勇気があったあったなら わたしの言葉がいえるのに

わたしの言葉が言えたなら わたしの世界が変わるのに

ぽつんと頬杖ついたまま 夕焼け空に染まってた

ちぎれた雲が歌っているわ つぶやきをけさないで

今のあなたが感じたことを 大切にけさないで

 

ポツンと一人になってから 夕焼け空を見上げれば

流れる雲がうたっているわ つぶやきをけさないで

あなたの心がおもったこと を大切に けさないで

あなたの心がおもったこと を大切に けさないで

 

 

子どもの頃、新沢さんは引っ込み思案な子だったそうです。

私も実はそうで、みんなの中に入れずにじ~~っと観察してるような子でした。

泣き虫で、怖がりでした。

 

大人には「そんなことで泣くんじゃない!」とか

「ぐずぐずしない!」とか「悪いとおもったら謝る!」と叱られたけど

怖いものは怖いし、ゆっくりなのはどうしても治らないし

悪いともおもってないのに謝れない!

 

でも、そんな経験をしてきたからこそ、なんとなく子どもの気持ちがわかっちゃう。

 

子ども時代、保育園が嫌いで嫌いで、

保育園とは恐ろしいところだとおもっていた私。

 

まさに新沢さんが代弁してくれて、

あぁこういう人も保育士やってたんだ~と同志をみつけた気分です。

 

いろんな子どもを保育する中で、救われたのは私自身かも知れません。

なぁんだ!こういう子もいるんだ!・・・私おかしくなかった!

なんてね。

 

だから、私はなぜか保育士になったけど

保育士になっていなかったら、ギュウギュウの人になっていたかも知れない。

 

そんなことを考えつつ、また少し現場に戻りたい気持ちにもなりました。