ダイヤモンド・オンライン
私は子供のころから右足が悪いのだけれど・・・
だから突然来る
肺塞栓の原因は深部静脈に発生する血栓にあるわけですから、
血栓の発生を防ぐことができれば、肺塞栓の発症は免れます。
すなわち、脱水にならないように水分を十分補給することと、
適度に足の筋肉を動かして静脈の血流を滞らせないことが大切です。
肺塞栓の原因となる「深部静脈血栓症(DVT:Deep Vein Thrombosis)」は、
両足同時に発生することはまずありません。
ほとんどが片足に発症し、典型的な症状は、腫脹・熱感・疼痛です。
長時間同じ姿勢でいた後に、急に片側の足が腫れて熱感があり痛みを伴った場合は、
早めに医療機関を受診するようにしましょう。
深部静脈血栓症を早期に管理することにより肺塞栓の発症を防止できます。
● 静脈機能の低下は やはり運動不足が主因
肺塞栓につながるDVTまでには至らなくても、「静脈機能不全(CVI:Chronic Venous Insufficiency)」という深部静脈血栓症を招きやすい状態は多くの方に見られます。CVIは、静脈内の血液を心臓に戻す機能が低下した状態で、前述の筋肉のポンプ力の低下が大きく影響します。
また、静脈は動脈と異なり血管内腔に血液の逆流を防ぐ逆流防止弁がありますが、この弁が変性したり壊れたりするとCVIは誘発されます。この逆流防止弁の破綻は、静脈の内圧が上昇して静脈が極端に拡張されることが主として原因になります。この内圧の上昇は、筋ポンプ力の低下に加えて重力の影響も大きく受けるため、長時間立ちっぱなしの状態でも誘発されます。
肥満により内臓脂肪が貯留すると、腹部の内側にある大静脈が圧迫され、静脈の流れがせき止められて足の静脈の中に血液が滞ることで内圧が上がることも指摘されています。女性ホルモンは静脈を柔らかくする作用をもっており、そのため女性はより静脈が拡張しやすいので、男性よりも女性の方がCVIになりやすいといえます。
しかし、生活習慣上は男性の方が足を酷使するきらいがあるので、男性にも相当数CVIが発生しています。男女問わず、全般的に運動不足による筋ポンプ力の低下がCVIの主因になります。
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やっぱり アフラックを解約しようと思います
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