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キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

鳥海山麓の散策

2018-05-21 21:06:00 | 登山・トレッキング


驚くべき集中豪雨の日が明けて、嘘のような晴天となった。暫くご無沙汰の登山に備え、鳥海山麓へ散策に出かけた。


場所は異形ブナの宝庫である神秘の森、獅子ケ鼻湿原。新緑が眩しい深い森に浸ってきた。


新緑シーズン真っ盛りのためか、アマチュア写真家のバスツアー客がたくさん訪れていた。殆どが年配の方で、お年を召した女性の方々も首から高級一眼レフを2台、肩には大きな三脚を担ぎ、森の中をシャッターチャンスを求めて歩き回っていた。


江戸時代末期から昭和の時代まで続いていた炭焼きのために伐採した枝が、芽を出し成長を続けたことが、この森を形成する独特な形の樹木の理由だと言われている。その炭焼きの窯が今もきれいな形で残っている。


かの有名な「あがりこ大王」は樹齢300年で幹回り7.62mと他を圧倒する森の「王様」。




鳥海山からの豊富な湧水により豊かで美しい森が育まれている一方、その水源を利用した発電施設の一端も随所に散見される。


中島台方面から望む西面はだいぶ雪解けが進んでいるが、北面はまだまだ雪が豊富で、この晴天の中多くの山スキーヤーを誘っているに違いない。



  
これも発電施設の一端?コンクリートの水路を激しい勢いで水が流れている。
この時期、薄地化繊の山シャツがちょうどいい。パンツはArc'teryxのGammaLT、今どきのシルエットに比べ少し幅が広い。

梅雨時の誰も居ない静かな森の中を一人散策してみたい。そんな気持ちにさせる素晴らしい森であった。

落としてしまった眼鏡が管理棟に届いていないか次来るときまでに忘れずにいよう。そしてこの日時間が無くて寄れなかった、にかほ駅前のジャズ喫茶へも是非立ち寄りたい。