キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

久しぶりの森吉山

2021-06-29 21:52:00 | 登山・トレッキング

  
花が見頃との新聞記事を見て、3年半ぶりに森吉山へ出かけた。

    
ゴンドラからすぐの避難小屋2階から望むオオシラビソの山容。

  
冬期はこれが樹氷となるのは周知のとおり。

  
見頃のはずの花はすでに終盤を迎え、南斜面のチングルマは殆どが終わっていて、髭のような綿毛があたりを埋め尽くしている。これはこれでまた癒される。

  
隅々を見渡すとハクサンチドリやイワハゼが肩を寄せ合うように咲いている。なんともイジらしい。


  
一面緑の中に白い花を咲かせるコバイケイソウの群落が目を引く。

  
そして登山客を見送るようにニッコウキスゲが微笑みかける。

  
イワカガミが所々に顔を出す。チングルマとのコラボが見たかった。

  
それでも山人平に向かう北東の斜面にはわずかにチングルマの群落を見ることが出来た。

  
雪渓からヒバクラ岳を望む。ゴンドラの最終時間に間に合わないので残念ながらここでUターン。
  
  
見事なブナ林が続いている。紅葉の時期にまた来てみたい。

  
体調が悪いのかホシガラスが木道の上で休んでいた。野生の鳥がこんなに近くに人がいても逃げないのは、おそらくよっぽど体調が悪かったのだろう。

  
かろうじて飛べてもわずかな距離しか飛べないようで、可哀想だが何とも出来ない。

  
ゴンドラに乗って、駅舎からスタートしたのが正午、登ってすぐの避難小屋で早速昼食を摂った。暫く山から遠ざかっていたのは熊のせいだけではなく、昼食後にやってくる腹痛が怖いから。
食べ過ぎ飲み過ぎはお腹が下るので、出来るだけ飲み物は控えるようにした。

  
ボトムスはTHE NORTHFACEの化繊の七分丈パンツ。履き心地がさらっとしていて軽くてストレッチが効いているのでとても履きやすい。ただ、ショートパンツや丈の短いパンツは靴の中に葉っぱや小枝等ゴミが入って滅入る。

コロナ対応が難しい。たとえ、山中であってもすれ違いざまの挨拶はリスクが無いわけではない。マスクの着用が理想でも登山中は息が上がってなかなか使えない。

特にこの花の時期は県外客が非常に多いので悩ましいところだ。


初めての小川張りに挑戦!

2021-06-16 21:34:00 | キャンプ
 
最近週末は雨が多いせいか平日休みの自分は天候に恵まれていて、とてもありがたい。
天気がいいので大がかりな装備にもつい挑みたくなる。

 
今日は初めての小川張りに挑戦。SNOWPEAKのヴァールにヘキサPro.Mを専用の延長ベルトを介して設営。

 
テントとタープの色味が若干違うのが少し気になるが、張ってみるとまんざらでもなく、初めての割にはスムーズに張れたなと自画自賛。

   
日中は陽射しも強く気温が上がってくるので、日焼け止めをしっかり塗って老肌にシミ防止対策を講じる。

 
色味の違いはさておき正面から見るとなかなかの迫力で見映えがする。


設営後は早速渇いた喉をビールで潤す。汗をかいた後はコクよりキレが欲しくなるからアサヒスーパードライがピッタリ。玉乱!


日が長いので夕食の準備も余裕をもって行なえる。先回同様、牛タン、和牛カルビ焼き、牡蠣のアヒージョ、チーズ、バケットとお馴染みの簡単メニュー。


今回も薪を1束購入して豪快に焚火を楽しむ。



UNIFLAMEのファイヤーグリルにステン製のゴトクを載せて肉を焼く。


先ずはタークのフライパンでカルビを焼く。フライパンをよく熱して肉の表面を一気に焼き上げる。外は焼き目がついて中は柔らかく最高にウマイ!フライパンの取っ手に革製の持ち手を購入。革が馴染んで味が出てくるのが楽しみ。


続いて極厚鉄板で牛タンを焼く。岩塩をふり、レモン汁であっさりといただく。付属の持ち手が頼りないので
100均で鉄板を固定しながら持てるヤットコを購入。


ビール~赤ワイン~ハイボール~シメでWスキーのオンザロックでノックアウト!
コットを低くして寝たらテントの裾から入ってくる冷風で寒さを感じた。


先日、偶然見つけた本格的な焚火ギアを扱う専門店、ファイヤーデバイスさんを訪れた。店主さん曰く本物に拘って商品を集めているとのこと。古い小屋風の店内に入るとその品揃えに驚いた!確かに本物だけあってそうそう簡単に買える金額ではないが、少しつづ気に入ったものを買っていければなと思う。この日はこのオピネルのセットを購入。一番大きなナイフがパン切り用で、バケットを切るのに抜群の切れ味を実感。


シェラカップは上がPendleton、下が市内のアウトドアショップYAMAGOYAさんのオリジナル製品で、革の取っ手をつけてみた。右は上記のオビネルのセットを付属の布でくるんだもの。このオビネルはステン製なので手入れが楽。木製の持ち手にはたっぷりとクルミ油を塗りこんだ。


スタンレーのグロウラー1.9lと1.0lを購入、併せてビール用にマグカップも入手した。
この魔法瓶は気密性が高いので、ビールの量り売りにも使用出来るとのこと。そのうちこれを持って地ビールを買いに行こう。


朝食も前回同様メスティンでお米を焚いて一杯目は明太子ごはん、2杯目は明太子茶漬けとする。やっぱり2日酔いの日は和食がいい。


シメはククサでコーヒー。この後炎天下の中、膨大な道具の片づけが待っている。↓




マスクのせいか加齢が原因なのか知らないが、最近顔のお肉が少々垂るんできた!
顔筋鍛えなきゃと変顔するも持続性が無いから垂るみが止まらない。(笑)

空前のアウトドア・キャンプブームで海外のギアが品薄状態のためなかなか入ってこないと苦慮しているショップさんから話を聞いた。
また、ネットで販売したくても転売ヤーに買い占められて、本当に欲しい人に商品が行き渡らない。そして品薄になると価格が高騰し、さらに買いずらくなるという悪循環に陥る。
ブームは歓迎したいが、長年アウトドアを地道に続けている者にとってはいささか迷惑な話である。