キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

オーディオ不調

2017-02-22 22:11:00 | オーディオ
  
ヤフオクで売却した中華製管球式プリアンプがホワイトノイズとボリュームガリでジャンク品で出品したにもかかわらずクレームがついて返品となってしまった。ボリュームのガリは確かに出ていたがノイズはプリとパワーの間にパッシブアッテネーターをかませていたので特別気にならなかった。
中を開けてみるとどうも基盤実装のボリュームにハンダ割れがあるような気がしてボリュームの交換を試みてみることにした。マルツオンラインでシャフトの違う2種類50Ωの2連ボリュームを発注した。

素人判断の上に最も苦手とするハンダ付け、ネットでボリュームの交換手順を探すが的を得たものがなかなか見当たらない。仕方なくそれらしい配線方法に沿ってハンダ付けしてみた。1回目両側からブーンとノイズ、2回目左チャンネルはボリュームが効いてよくなっているが右チャンネルは鳴りっぱなし。ここで1個目のボリュームの端子はハンダまみれでドロドロ状態。めげずに2個目のボリュームの接続を試みる。INとOUTのLRはマニュアル通りに取り付けられるがGNDの接続がどうしてもわからない。2個目のボリュームもドロドロになったところで完全ギブアップ。やはり自分には電子工作は無理であった。

  
マルチアンプのLOWで使っていたサンスイのパワーアンプの左チャンネルが歪んできた。
スピーカーを左右交換したりチャンデバの故障も疑ってみたが原因はどうもアンプのようだ。
ただ、症状が出る時と出ない時があるので、現在LOWからMIDにアンプを交換して様子見の状態。

中を開けてみるがさっぱりわからない...(笑)

  
古いアンプだしDC構成ではないようで相当な熱を持つため、トランジスタやコンデンサが劣化したのかもしれない。音質はサンスイ独特の押し出し感のある低音が魅力。これらの20キロ級のアンプを膝をついて移動していたら膝を痛めてしまった。



初めての雪山登山~遭難

2017-02-19 21:17:00 | 雪山・山スキー

  
前々から娘に雪山へ連れて行って欲しいとの要望があり、今日は日中でも氷点下の真冬日の予報であったけれども予定通り出かけることにした。何度も登っているいつもの山なので、多少悪天候でも行けるところまで行ってダメならお昼を食べて降りてくればいいや程度の気持ちで向かった。
毎度の道路際の駐車スペースが案の定、満車だったので別のルートから登ることに。最近このルートは登山者が少ないのでトレースはもしかして期待できないのではと思ったがまずは向かってみることにした。

シェルはBerghausのGore-Texプロシェル、軽量で柔らかく、ある程度ストレッチが効いて大変信頼感のあるハードシェル。
特に意識したつもりは無いが、ウェアのカラーが娘とペアルックになってしまった。^^;

  
足場は確かにあまり良くなかったが、それでも二人で前岳から中岳の頂上を踏むことができた。
2日前にオーディオのセッティングで左膝を痛めてしまったので不安ではあったが、サポートタイツのお蔭もあって無事登下山することができた。

  
娘はもちろん雪山は初めてで、山登りは遠く10年前の小学生時に1~2回登った程度、しかも当時向かった山は殆どが雨中で、装備もないままズブ濡れの印象しかなく、その後登山とは無縁の人生を大学生の現在まで歩んできた。

  
それでも心機一転雪山へ臨もうと思った心中には父親とのコミュニケーションがあったのではないかと憶測する。自信過剰?(笑)
何はともあれ山へ行きたいとは大変結構なことで、自分としては寝耳に水の嬉しくも驚きの出来事であった。


    
山頂では吹雪の中でもお昼をゆっくり休憩できるようにシェルターを設営した。

  
これがあると無いとでは雲泥の差、設営は少し面倒でもその価値は十分にあると思う。
先行者のソロの方も頂上の風下でテントを張って休憩しておられた。

  
MUKAストーブは余熱作業のいらない手軽さと圧涛Iな火力でMSRのガソリンストーブを完全に凌駕している。外は氷点下10度でも中はャJャJだ。


※中岳からの下山中、悪天候で視界も効かなかったので、他者のトレースを頼りに下山したのだが、降雪と風でトレースがすぐに消えてしまう。うーん、マズイなと思いながらも、かすかに残るトレースを頼りに歩を進める。いつもより右手に大きくトラバースしたトレースに続くが、どうも斜面が急すぎるし、遥か下方のコルの形状がいつもと様子が違う!トレースを追うのをやめて思い切り逆方向へ斜面をトラバース、注意深く観察しながら進むと下方に見慣れた痩せ尾根が見えた。先ずは安堵した。いつもの山だからと言って油断してはいけないなと思った。


無事下山して駐車場に着くと我車の隣に見慣れない車が止まっている。どうも警察車両のようである。
我々が戻ると同時に数名の警察官と思われる方々が降りてきて、遭難が発生したとの説明を受ける。昨晩から男性のソロ登山者が下山していないとのこと。上での状況を聴かれ、中岳頂上直下の斜面で普段とは違う方向へのトレースがあって、我々も危うくそのトレースに導かれるところであったと状況を説明した。

自分も経験があるので言えることだが、冬山はやはり装備が重要と考える。たとえ迷ったとしても食料や装備があれば数日間は生き延びられるはずだし、その間に救助される可能性も高くなる。あまりの重装備で体に負担をかけてしまっては元もこうもないが、雪山へ出かける時はツェルトやスコップ、予備食の他できればGPSも持ちたいところだ。もちろんバーナー、燃料の携行は言うまでもない。

登山者の無事を祈りつつ、入浴してから帰路に就いた。
帰りに金山滝登山口前の道路を通ると警察車両や救急車などで物々しい雰囲気であった。
今考えると救急車が待機していたということはもしかして助かって下山中なのでは?


スノートレッキング④

2017-02-04 21:22:00 | 雪山・山スキー

  
天気予報に誘われ近隣の低山へ登ってきた。土曜日で天気予報も良かったせいか、いつもの登り口は駐車スペースが満車で駐車する所がなかったので、他の登山口から登ることに。出足が遅かったとはいえ昨今の中高年雪山ブームには感心させられる。(もちろん自分も含めての話)何より女性の登山者がすごく増えた。カップル(ご夫婦)はもちろん女性だけのグループ、はたまたソロなど、私が登り始めた15~6年前は夫婦で登っておられる方が数組いればいいほうという感じであった。時代は変わったんだなぁーとつくづく思う。

  
ブナに張り付いた氷雪が美しい!

  
先行者のトレースを頼りに頂上まで登ることができた。こちらの登り口は登山者が少ないせいか吹き溜まりも多く、所々ワカンも必要な個所もあったが、結局最後までツボ足で登ることができた。
ここ数日、結構新雪が積もったので、この日最初にトレースを付けていただいた方には感謝感謝です。10年前なら先行ラッセルも厭わなかったがこの体力では絶対無理、ありがとうございます!
  
ベーレイヤーPhoenixフィットジップモック、先日ネット通販で購入した。消臭デオジーム、暖か裏起毛、4ウェイストレッチ、静電気除去など多機能なシャツ、素肌に着ても肌触りがよく暖かい、とても着やすかったので色違いで2着購入した。ミッドレイヤーはHoglofs、PolartecのPowerStretch。伸縮性が半端なくSサイズでタイトであるけれど、締め付け感皆無で生地の耐久性もありそう。ただ、メインファスナーについているブランドロゴのプラ製の取っ手が欠けてしまった。

  
パンツはMarvelPeakのソフトシェルパンツ、Extreme使用で裏起毛、今日はタイツを履いていたので暑いくらいであった。実は下にサポートタイツを履こうとも考えたのだが、先日の山行での腹下りが思い出され、いざという時のためにサポートタイツはやめようと思った。(笑)(ここ1~2日おなかの調子が悪かったので...汗)

  
ザックGregory+ワカン。今日は軽量装備としたので体力的に若干余裕があった。荷物の重量は登行にかなり影響することを今更ながら学んだ。

  
山麓は湿り雪でも頂上は風もあり、気温が結構低い。アウターにTERNUAのGore-Texのレインジャケットを着用した。雪山といえども低山では重くて厚いextreme仕様よりも軽量なレインジャケットの方が機動性ありと考える。

1日雪山を堪能した。昨今、年齢、体力的に冬場は近隣の里山が負担もなく最良と感じる。
地域がら冬期のレクレーションが限られるなか、スノートレッキングは健康のための心身リフレッシュには最適と考え、足腰の体力が続く限り冬場の楽しみとして続けていきたいと思っている。

きょうは土曜日とあって大変混雑していたが、登山後の入浴(温泉)も大きな魅力の一つである。