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与党過半数割れ、44議席、誰も敗北の責任をとろうとしない・・・ 産経抄 八葉蓮華

2010-07-19 | 産経抄(コラム)

 サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で世界的な人気をさらったのは、金髪の本田でもアルゼンチンのメッシでもなく、タコのパウル君だった。かつて製鉄業で栄えたドイツのオーバーハウゼンという地方都市の水族館で飼われているタコが、占った8戦すべての勝敗を当ててしまったのだからすごい。  

 タコは寿命が3年で、物の形や色を識別する高い能力を持ち合わせていることを小欄が知ったのもパウル君のおかげである。日ごろ融通の利かないNHKまで「決勝戦でタコの予想が的中」と大まじめにニュースでとりあげたのには笑った。  

 パウル君に比べれば、人間の予知能力はゼロに等しい。W杯前、日本の1次リーグ突破とスペインの優勝をともに予測した記者や評論家はいただろうか。スポーツだけでなく、参院選の結果予測もしかり。  

 小紙は、6日付朝刊でいちはやく「与党過半数割れ濃厚」と報じたが、民主党の獲得予想議席を51と甘く見積もってしまった。莫大(ばくだい)な手間とカネがかかる出口調査を基にしたテレビ各局による投票終了直後の予想でも44議席をずばり当てた局はなかった。  

 おわびついでに言い訳をすれば、民主党への支持は日を追うごとに予想を超えるペースで減っていった。ことに投票日は午後8時の締め切りが近づくにつれ野党への投票が増えた形跡がある。  

 それほどまでに有権者は、民主党政権に怒っている。にもかかわらず、誰も敗北の責任をとろうとしないのはどうしたことか。ことに落選のレッドカードを突きつけられた千葉景子法相までが留任するとは開いた口がふさがらない。有権者の怒りを放置したままなら、菅政権は9月に崩壊するだろう、という予測ならパウル君でなくともできる。

産経抄 産経新聞 7/14

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