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政界の主役を張り続けている「茶番」言うは易く、行うは難し・・・ 産経抄 八葉蓮華

2010-09-05 | 産経抄(コラム)

 年号がまだ昭和だったころ、駆け出しの支局記者だった小欄は、「記事は短く、端的に」「手垢(てあか)のついた表現はするな」と支局長やデスクからたたきこまれた。とはいっても言うは易(やす)く、行うは難し。  

 「代表選をめぐって民主党内では、国民不在の茶番劇が繰り広げられている」というのも手垢にまみれた表現の一例だ。確かにその通りだが、権力闘争が「国民不在」でなかった例はほとんどないし、見え透いたばかばかしい行為を意味する江戸時代以来の「茶番」という言葉も古くさい。  

 民主党の小沢一郎前幹事長の異名である「剛腕」も手垢がつき過ぎ、さび付いている。20年以上にわたって政界の主役を張り続けているのは事実だが、本当に剛腕ならとっくの昔に首相として采配(さいはい)をふるっていただろうし、「政治とカネ」の問題もすっきり説明していたはずだ。  

 崇高な「大義」も話す人と使い方によっては、手垢にまみれてしまう。鳩山由紀夫前首相は、「代表選では小沢氏を応援するのが大義だ」と述べたが、辞書で「大義」を引くと、(1)人間として踏み外してはならない最も大事な道(2)国家・君主に対する忠誠-とある。  

 鳩山氏にとって、「総理に導いていただいた」小沢氏に忠誠を誓うのが、人間として踏み外してはならない道というわけだろう。大義も軽くなったものだが、前首相は肝心なことを忘れてしまっている。  

 昨年の総選挙で民主党が大勝し、鳩山氏を首相に導いたのは有権者であって小沢氏ではない。こんな「宇宙人」が仲介してうまくいくはずがない。もし談合で菅直人首相の続投が決まっていたなら民主党はご臨終だった。この党はトロイカと称する3人の私党ではないはずだ。

産経抄 産経新聞 9/1

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