ノミノツヅリの花に近づいた。
小さな小さな白い花。白い花弁は５枚。その間から長い萼片が見える。中央に雌しべの花柱が３つ見える。そのまわりに雄しべが10本。
川の土手にクズの蔓がいくつも伸び始めている。
もう１メートルくらいの蔓になっている。斜めに伸びた長い蔓の先が、どこに行こうか見ている？ 葉も開き始めている。
川の土手で蔓を伸ばしているクズ。
その蔓の付け根に近づいた。太い茎（蔓）から、今年の蔓が伸びている。葉も開いているところ。まだ下を向いている。
今年も、川の土手をクズがおおうことになりそう。
道ばたの草地にスギナがたくさん伸びている。
そのスギナの中にヤセウツボが立ち上がっている。寄生植物なので、緑色の葉はない。スギナの間にシロツメクサの葉が見える。そのシロツメクサに寄生している様子。ヨーロッパ原産の帰化植物。
田んぼの畔に紫色の花が見える。
ムラサキサギゴケの花がいくつも咲いている。短い花茎を伸ばして、その先にいくつか花を咲かせている。田んぼの畔で、唇形花がいろいろな方向を向いて咲いている。
田んぼの畔に咲いているムラサキサギゴケの花に近づいた。
淡い紫色の唇形花がきれいに開いている。２裂した上唇は上を向いている。それより大きな下唇は３裂している。そして、その中央部は盛り上がっている。盛り上がったところに茶褐色の斑紋がある。また、白い毛も生えている。雌しべと雄しべは上唇のところにある。
道ばたにツルウメモドキが蔓を伸ばしている。
その蔓にはたくさんの葉が開いている。その葉の間に小さな花をつけた花序が見える。淡緑色の小さな花がいくつも咲いている。
ツルウメモドキの花に近づいた。
淡緑色の花弁が５枚開いている。雄しべが5本見える。雌雄異株のツルウメモドキ、こちらは、雄株の雄花。
林縁にアカメガシワの幼木がいくつも。
名前のように芽が赤い。開いたばかりの葉も赤い。この幼い葉の赤さは、赤い星状毛におおわれているためとのこと。大きくなった葉は、きれいな緑色になっている。
コガモのメスとオスが流れでお食事中。
左がメスで右がオス。流れの浅いところでは、泳ぎながら頭を流れの中に入れて川底の藻などを食べる。向こう岸のツルヨシの茎もだいぶ伸びてきましたね。
