林縁の草地にミツバツチグリの蕾がたくさん見える。
黄色い花弁が開き始めているものがいくつも見える。まだ開く前の蕾もたくさん見える。
開き始めた蕾のまわりには、名前のように”三つ葉”の小葉からなる葉が長い柄の先に開いている。
ミツバツチグリの咲いている花があった。
その花を近くから見た。黄色い花弁が5枚。花弁の付け根が細くなっているので、花弁と花弁の間にすき間ができている。そのすき間から萼片の緑が見えている。雄しべと雌しべは多数ある。
支流の向こう岸に白い花がたくさん咲いている。
オランダガラシ(クレソン)の花だ。少し前から咲き始めていたオランダガラシ(3月26日の記事)。大きな群落のたくさんの茎の先に伸びている花序。その花が次々と開いている様子。ユーラシア大陸原産の帰化植物。
こちらの岸辺にもオランダガラシの花が咲いていた。
その花冠の4裂した白い花に近づいた。白い花冠の中に雄しべが6本。そのうちの4本は長く、2本は短い。4本の長い雄しべに囲まれて、雌しべの柱頭が見える。写真の雌しべの長さが違う。雌しべは受粉すると、長く伸びてくる。
林縁に大きなウワミズザクラの樹がある。
その枝に緑の葉と白い花序がたくさん見える。横に伸びた枝に咲き始めた花序があった。花序の下の方から白い花が咲いている。写真の下の方には、先の方まで咲いている花序が見える。
ウワミズザクラの花に近づいた。
白い花弁の花。花弁は5枚。花弁の縁には鋸歯がある。花の中心に雌しべが1本見える。そのまわりにたくさんの白い雄しべがある。この長い雄しべの花がたくさん並んでいるので、花序がブラシのように見える。