林内にチゴユリがたくさん

　
　林内に緑の葉がたくさん。
　チゴユリが茎を伸ばして葉を開いている。そして、枝分かれしない茎の先に白い花を咲かせている。ほとんどが１つの花だが、２つの花を咲かせているものもある。”稚児”のように小さくてかわいいチゴユリの花。

チゴユリの茎の先に近づいて

　
　花の咲いているチゴユリに近づいた。
　茎には、先の尖った葉が互生している。その茎の先に花柄を伸ばして、白い花を咲かせている。

チゴユリの花に近づいて

　
　やや下を向いて咲いているチゴユリ。
　その花に近づいた。６枚の白い花弁がきれいに開いている。花の中心に白い雌しべ。柱頭が３裂している。そのまわりに黄色い葯の雄しべが6本ある。
　

オランダガラシの花とコガモ

　
　支流のコガモはまだいるのか、気になって行ってみた。
　いつものところをしばらく歩いたが、コガモの姿はない。もう、残っていたコガモたちも北国へ旅立った！・・と思い、コガモのいない流れの写真を撮った。そして土手の上に上がろうとしたら、・・下流からコガモが飛んできた。オランダガラシの花の近くで泳ぐコガモ。まだ、残っているコガモがいる。少し前に数の減っていたコガモ（３月21日の記事）。その数よりも少ない。・・でも、コガモはまだ支流の流れにいる（4月17日）。

流れにコガモのメスとオスが

　
　支流の流れを泳ぐコガモ。
　真ん中がオスのコガモ。その両脇を泳いでいるのがコガモのメス。流れをゆっくりと行ったり来たりするコガモ。・・もうお腹はいっぱい？

林縁にセリバヒエンソウの花がたくさん

　
　林縁の草地に青紫色の花が見える。
　セリバヒエンソウの花だった。セリバヒエンソウという名前のセリバは”芹葉”。葉がセリの葉に似ている。ヒエンソウは”飛燕草”。花の形が燕の飛ぶ姿に似ているから・・とのこと。中国原産の帰化植物。有毒植物なのでご注意を！

セリバヒエンソウの花を正面から

　
　セリバヒエンソウの花を正面から見た。
　５枚の花弁のように目立つのは萼片とのこと。その内側に２種類の花弁がある。上を向いている花弁と下を向いている花弁。
　この花の後ろに、横を向いた花が見える。

セリバヒエンソウの花を横から

　
　セリバヒエンソウの花を横から見た。
　外側に５枚開いているのは萼片。その内側に立ち上がった花弁と横を向いている花弁がある。その下に雄しべが見える。そして、長い距ががある花。・・複雑なセリバヒエンソウの花。