日々の音楽と学習

ライブやCDの感想と医学関係の話題。

ONE HITTER!! vol.1 □SHIBUYA AXその2

2004-09-05 10:42:23 | Weblog
4バンドを終えて、早くも足の裏が痛くなりだす。セットチェンジが10分かからず凄く早い。待たされるストレスはないけれど、本当にノンストップ。

THE BAND APART
知り合いの先生が「めちゃくちゃ良いんだよ」と進めてくれたバンド。ROCK IN JAPAN FESでは同時間帯の奥田民生に行っていて聞けなかった。今日のお目当ての一つ。

居た場所がたまたまBASSアンプに近かったこともあって、本当にベースが直線的かつ音の粒がはっきりしている。BASSが脇役になっていないのだ。音は本当にジャズ・フュージョン・ロック等色んな色彩が見えかくれして音楽のタイプは全く違うけれど、BOOM BOOM SATELLITES的な格好良さを感じた。圧倒的な音感、これは確かに屋外のスペースのある所で踊ると最高かもしれない。

しかしこのバンド、BASSの原氏のキャラが濃い。
「後輩の糞バンドが来てるらしいが、2FでVIP気取りか?」と宣ってみたり、イッちまった顔でBASSをひいていたりと、兎に角濃い。

フジファブリック
なんとも穏やかなバンドだ。ボーカルが妙にこぎれいだったり、一風変わった話し方、そして音の感じ等がスネオヘアーを連想させた。このバンドのMCで外が雷雨になっていることを知る。最近の話題から、結構期待して臨んだはずがあまり強い印象がない。

Jackson Vibe
このバンドの前進となったSKA SKA CLUBはお気に入りの一つでRSR2001のオープニングアクトが出会いだった。知っている曲は「朝焼けの旅路」だけだったがずいぶん様変わりしている。正直、私はSKA SKAのほうが好きだ。旨くたとえようがないが、バンプのジュピターを初めて聞いたときの気持ちに近い。天体観測でグッと来て、大きな期待を持ってCDを聞いたが似た曲調の曲ばかりでちょっとすっこける。「朝焼けの旅路」は好きなので今後に期待。

以前は大所帯のバンドで気が付かなかったが、ボーカルのグローバー氏、非常に良いオトコだ。甘いマスク、優し気なまなざし、落ち着きのある声、ついでに頭もよい(東大出身だよねこの人)AXが女子だらけになるのも納得させられた。

そしてトリはHermann H.&The pacemakers
見るたびに音楽以外の要素に大きな期待を抱くバンドで私の中ではそういった点でPOLYSICSと双璧を張るバンドだ。

癖のある独特のボーカルも健在で非常に親しみやすい。1年ぶりに聞いてみて、サウンド面では脱退があった影響はそんなに感じなかった。「東京湾」を聞けなかったのが唯一心残り。
サウンド面では変化がなかったが、大きな変化が一つ。ダンス&コーラス担当のWOLF(パートが"WOLF"訳がわからない)が爽やかになってしまった。江頭ばりの動きとキモさが非常に魅力的だったのだけど、あれでは只のダンサーだよ。ダンスのキレは非常によかったから、たまに「ニタッ」と笑って客を煽っているのを見てちょっと安心?したりした。

WOLF、ハヤシに負けるな!!

全体を通してのベストアクトはTHE BAND APART、次点はO-front
ちっと頑張って欲しいのはJackson Vibe

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1 コメント

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お邪魔します (ユウカワ)
2004-09-06 00:25:35
自分のBLOG検索して出てくるのかどうかあほみたいに試してみたら、タイトルがもろかぶりの先輩BLOGがヒットして、内容ともども強烈なシンパシーを感じたのでコメントさせていただきました。ちなみに僕んとこは「日々の音楽」です。よろしくどうぞ。
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