早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

女性差別というはなし

2018-04-24 | 時事ネタ
最近女性差別やセクハラといった話題がニュースでたびたび取り上げられるのですが、疑問に思う話題がちらほらあります。
ちょっと前、大相撲巡業の際に土俵上で挨拶をしていた舞鶴市長が倒れて救命措置を行っていた時、行事が「女性は土俵から降りてください」とアナウンスした話。あれは、観客からあおられたとはいえとんでもない間違いでしたね。これはみんなが同意できる話だと思います。
ただ、その数日後、某女性市長が「土俵に上がって挨拶ができないのが悔しい」と発言していました。これは個人的には反発します。伝統的に女性が土俵に上がれない、そういうのがあってもいいんじゃないでしょうか。この話と、一般社会での女性差別の話をいっしょくたにしているようで、どうも気に入りません。

ちなみに、歌舞伎は女性が禁止というわけではないそうですが、色んな経緯を経て現在は男性で構成されています(女の子は何歳かまではOKとのこと)。宝塚も男性部があった時期もあるそうですが、こちらも色んな経緯を経て、更にファンの声もあり現在は女性のみです。そして、見る人もそれに納得して(というか、それが楽しくて)観劇しているのだと思います。

相撲というのは、あのあられもない?(笑)恰好で土俵に上がって戦う、しかも平日の昼間だというのに場所中は毎日満員御礼になる、という日本が誇る国技です。だからこそ、昔からの伝統を女性差別だなんて言って変えようなんて思わずに、この伝統を引き継いで行くことの方が重要なのではないかと思います。

こんなことを言うと、女性差別に取り組む人たちから意見されそうですが、取り組むべきはそこではない、と思うのです。


※写真は本文とは関係ありません(^_-)-☆