早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

野鳥観察日記 ジョウビタキ編2

2021-08-31 | 野鳥・生き物

暑い日ほど頻繁に訪れてくれるジョウビタキ君たち。他の野鳥よりも滞在時間(水浴びの時間)が長く、観察のし甲斐があります。そして、意外に人間との距離が近くても大丈夫なようで、庭に出ていても、振り返ると水浴びをしてたりします。そんなこんなで、我が家の水場(お風呂と呼んでいます)には、4羽くらいのジョウビタキの子供たちが代わる代わるやってきます。時々、まとめてやってきて近くの木で順番待ちしていることも。多分兄弟(だと信じているの)ですが、一緒に浴びるのはあんまり好みではないようです。

その子供たち、夏の間に随分成長しました。もう成鳥と間違うくらいに羽が生えそろった(というのでしょうか?)子もいます。写真は8/23現在ですが、この子はもう少し顔の部分が黒くなれば完成かと。

7月末にはこんな感じでした。同一の子ではないかもしれませんが、同じ時期に孵った子、のはずです。

↓一方で、まだまだの子も。勝手な推測ですが、二回目に孵った雛(の8/23現在)なんじゃないかな?と。

↓7月末にこんな感じだった子、のはずです。ちょっと成長しすぎな気もしますが?

みんな下半身から変わっていくのかな?本当は個体識別したいところですが、捕まえて足環をつけるわけにもいかず、それはなかなか難しいです。


野鳥観察日記 ヤマガラ編

2021-08-30 | 野鳥・生き物

避暑地とはいえ、昼間は30度を超えそうな勢いの今日この頃、鳥の水浴びの回数が増えるので(暑くて大変な鳥には申し訳ないのですが)楽しく観察しています。最近は、エゴノキの実が熟してきたのか?エゴノキ大好きなヤマガラ君の来訪頻度が上がってきました。実はエゴノキの実には毒性があるらしく、種だけが食用になっているようです。その場でツンツンすることもありますが、とりあえずどこかに隠したりしているようで、時々別の木の隙間でエゴの実を発見することがあります。クルミみたいに、周囲の実の部分が腐る(朽ちる?)のを待っているのでしょうか?

↓ ある日、餌台の下に隠しているのを掘り出していました。適当に隠しているようなのによく覚えてたね、とほめてあげたいとこです。

↓ あった!なんだかちょっと嬉しそうです。

↓ そして、ツンツンすること3分くらい。ヒマワリの時と同様、器用にくるくる回しながらつついています。

 

↓ が、しかし、今回は途中で落としてしまいました。あれれ~?って感じです。

この後、地面に下りて探していましたが、簡単に諦めて飛んでいきました。あんまりうまく種にたどり着けなかったから、まあいいか、と思ったのかもしれません。だって、まだまだ実はたくさんあるし~、ほら↓


野鳥観察日記 ヒヨドリ編・・・悲しい話です

2021-08-18 | 野鳥・生き物

コロナも治まらないのでStayHome、そして、大雨続きのお盆、鳥も遊びに来ないのでちょっと寂しい日々でした。そんな中、雨が小ぶりになった日にヒヨドリが飛び回っているのが見えました。シジュウカラやヤマガラほどは可愛くないけど、まあヒヨドリでもいいや、とか思っていたのですが・・・なんとまた窓に激突してしまいました。激突した瞬間は見ていなかったのですが、ふとデッキをみたら、モグラのようなものが転がっていました。よくよく見るとモグラではなく鳥が失神状態。しかし、失神ではなくて首の骨が折れて息絶えたようです(涙)。まだ暖かかったので、激突した直後だったのだと思います。もしかして、と半日そっとしておいたのですが、願いも空しく復活できないままだったので、庭の隅に葬ってあげました。

そのヒヨドリ、ひよっ子だったようで、まだ羽がふわふわしていました。慣れない飛行中で、方向を見誤って窓に激突したのだと思います。鳥の飛ぶところにある窓に緑が映り込むのが悪いのかもしれませんが、中からは見えるけど、外の緑は映り込まないような工夫のしようがあるのでしょうか?窓にシールを貼るかとか?

激突しても復活してくれる間はよかったのですが、死んでしまうほどの激突が起こるとちょっと悩ましいです。思わぬ「お盆」となってしまいました。


野鳥観察日記 ツバメ編

2021-08-06 | 野鳥・生き物

日本中どこでも見られるツバメですが、やっぱりカワイイ。近くに田んぼがないからか?我が家では営巣しませんが、某道の駅で営巣しているツバメを観察して和んでいます。この子達は既に2回目のヒナたち。実は一回目のヒナたちが巣立った時に巣が落ちてしまったようで、親鳥が一からせっせと巣を作り直していました。多分1日で出来上がったと・・・あっという間に巣を作り上げた親鳥はすごいです。そのリニューアルされた巣で育った子供たち、巣に納まりきれないくらい成長しました。そして数日前、いつもは適当に巣に乗っかっていたのに、この日は巣の中(上?)で整列していました。

指示待ちって感じです。待ってる間に伸びをしたり・・・

あくびをしてみたり・・・

ま~だ~?って言ってるみたいです。この後、どういう行動を取ったかは見そびれてしまいましたが、翌朝には一羽しかおらず、その後空っぽになっていたので、とうとう巣立ったようです。

さすがに3回目はないでしょうから、また来シーズンを楽しみに待ちたいと思います。

 


野鳥観察日記 ジョウビタキ編

2021-08-02 | 野鳥・生き物

日本では冬鳥に分類されるジョウビタキ、この地域では渡りをせずに夏を過ごすジョウビタキが多く見られます。そして、シーズンでもあり雛の姿も見られるのは楽しいです。特に暑くなると頻繁に水浴びに来るため、緑の陰にかくれてしまう他の鳥たちよりもジョウビタキを見る機会が多くなります。子供たちも、上半身は雛の毛が残ってるけど、下半身はだんだん成鳥仕様になりしっぽも長くなってきました。

もうすぐ成鳥と同じ色になるなあ、と思っていたら、見かけない丸っこい鳥がやってきました。

ホント、まんまるです。よく見ると、翼に白い模様が・・・ジョウビタキです。しかし、既に雛たちは成長してきてたはずなのに・・・きっと次の雛たちが巣立ったんですね。正に巣立ちたて、という感じで、嘴は小さいし、羽もシッポも短いけど、ちゃんと飛べます。鳥ってすごい☺そして、いつもお父さんが水浴びをしている水場のそばをうろうろしています。観察していたら、スカートをひらひらさせるみたいに、羽をばたばたし始めました。まあ、そのしぐさが可愛いのなんのって(写真は切れていますが、同じ大きさの雛がもう一羽います)

と思ったら、お父さんがやってきて餌を与えました!

実は、お父さんが働いているところを初めてみました。いつもクールな感じで子供たちがいても我関せずのパパジョウビタキ。お風呂に入って、高いところで啼いているだけではないのですね。この雛たちの登場により、この夏の楽しみが一つ増えました。