早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

野鳥観察日記 ~ヤマガラ巣立ちの日~

2022-05-26 | 野鳥・生き物

5月8日生まれのヤマガラ7兄弟、数日前からチーチーという鳴き声が大きくなってきました。そして、15日目の5月23日、親鳥が餌やりを控えるようになり、餌を与えるときも巣箱の入り口までおびき寄せるようになりました。心なしか、ひな鳥たちも「なんだか頑張らないといけないみたいだぞ」と話しているように見えます。

親鳥は夕方まで頑張って巣立ちを催促していましたが、23日には巣立ちまで行きつきませんでした。そして、翌日(5月24日)、私自身が終日外出で、また今年も巣立ちを見逃すのは残念なので、ビデオを設置して外出することに。

まずは朝の巣箱内の様子↓ 大きくなりました。ぷわぷわで、ぬいぐるみみたいです(このぬいぐるみ欲しい!)。時々羽を伸ばして羽繕いをしたり、お互いにチーチー言い合って(出なきゃいけないのかなあ?誰から行く?とか話している・・・ように見えます)

そして、一羽巣立ち、とまり木に一生懸命つかまっています。二羽目が出てくるとこですが、穴から顔を出して本当に出てくるまで相当の勇気がいるようで、30分以上かかる子もいました。

↓出たはいいけど、枝をうまくつかめなくて落ちそうになりました。

↓が、なんとか持ち直して落ち着いたとこ。

↓この二羽がとまり木で羽繕いを始めたりして、全然動いてくれないので、次の子は出れないまま待ってます。来年は巣立ちやすいように、枝を複数本用意してあげようか、と。

こうしてみんなが巣立った後はウンチだらけだったのですが、まあいいでしょう。最後は親鳥が巣箱に入らなかったので、ウンチは放置されても仕方ないのかな。そして、枝に下りてほっとした子たちが、巣箱の外でもいっぱいウンチしてましたが、ま、これも微笑ましく思って掃除をしました。

こうして巣立ってしまうとヤマガラロスに入りそうなのですが・・・もう一個の巣箱のシジュウカラが数日遅れなので、あと数日はそちらの観察に励みます。生で目撃したい。。。


野鳥観察日記 ~ヤマガラ 目が開きました~

2022-05-20 | 野鳥・生き物

5月8日生まれのヤマガラちゃん、10日目の5月18日に見たら目がぱちくりしていました↓。目の周りに膜が張ったような感じだったので、どんなふうに目が開くのか興味があったのですが、その瞬間は目撃できませんでした。

まあ、いずれにせよ順調に成長しています。羽も結構生えそろってきて、体も大きくなり、巣箱の中はますます混雑状態です。

上に乗ったり、下にもぐったり(というか踏みつぶされているような状態)、なんだか大変なことになっていますが、そのうち巣箱の穴から外を覗くんじゃないか、と期待しています。

つづく


野鳥観察日記 ~ヤマガラの雛 順調に育ってます~

2022-05-13 | 野鳥・生き物

先日孵化したヤマガラの雛。残り一個の卵も孵化し、明日「お七夜」です(多分)。まだ目は見えないようですが、孵化直後と比べると体も大きくなって、既に巣箱の中が混雑気味。まだ羽が生えそろっていないので冷えるのか?お母さんは時々上に乗ってあたためているようです。

しかも温める前には、雛の下の方に頭を突っ込んで巣の中をローテーションしているようです。(もしかしたら下の方のゴミを確認しているのかも?)↓とにかく巣の中では忙しく働くお母さん。

そして、親鳥の重要な仕事の一つが排泄物の処理。雛は排泄物を袋に入れて出し、それを親鳥が咥えて遠くへ捨てに行きます。巣の中は清潔に保たれ、遠くに捨てることで巣の在処を敵に気づかせない、という意味があるそうです。雛は餌をもらったついでに親鳥にお尻を差し出す、という動作をするのですが、そのまま巣の中に排泄するのではなく親鳥に受け取ってもらうということをどうやって知るのか?・・・本能でしょうか。

↓餌をもらっている途中で一羽おしりを突き出している子がいます

↓出てきました

↓大体このくらいの大きさですが、食べ過ぎた時?これより大きいことも

まあ、巣箱の中はとにかく見ていて飽きません。ちなみに、親鳥が巣箱に戻ってきたときはよく羽をバタバタさせています。中からパートナーが出てきて二羽でバタバタすることもあるので求愛行動・・・愛の確認(笑)なのでしょうか?

ちなみに、この巣箱の近くに水場があるのですが、ヤマガラはほとんど水浴びをしないのに、近くで営巣しているシジュウカラはしょっちゅう水浴びをしています。ヤマガラも時々水浴びでもしたらいーのに、なんて余計な心配をしてしまいます。

つづく

 


ゴールデンウィークの珍客

2022-05-11 | 野鳥・生き物

ゴールデンウィーク後半のお天気の日、我が家の敷地内に亀が出現。このあたりで通常見かけないし、冬氷点下になるここで野良亀はいなさそうだし・・・ゴールデンウィークの別荘客が迷い込んだのかもしれません。

↑結構大きいです。身長は20センチ強くらいでしょうか。見ていると困って(るようで)動かなくなったのですが、気配を消すと凄い勢いで歩き始めました。亀ってのろまじゃないんですね。のっしのっしではありますが、なかなかの健脚(笑)です。その途中で葉っぱを見つけると試食していきます。カモミールは齧ったけれどお好みではなかったようです。クローバーの方が好きだったようでムシャムシャ食べていました。ちなみに、途中に水場がありましたが水には興味がなかったようです。

そして、クローバーでおなか一杯になったからか?道を横切ってどこかへ行ってしまいました。事故にあわずに飼い主の元に帰れたことを祈ります。

バイバイ


野鳥観察日記 ~ヤマガラ孵化しました~

2022-05-09 | 野鳥・生き物

我が家に営巣しているヤマガラちゃん。まだ雛のなきごえは聞こえませんが、抱卵を確認してから10日以上たったので巣箱の中を覗いてみました。最初はお母さんが抱卵しているような姿が見えたので、まだなのかな(↓こんな感じです)と思ったのですが・・・

お母さんがちょっとズレた時、下にピンクの物体が・・孵化してました!これは↓お母さんが出掛けた後のあらわな姿ですが、お母さんの体の下に納まるくらいの大きさなので、多分一羽はお母さんの頭よりも小さいくらい。一個孵っていない卵があるのが気になります。無精卵だったのでしょうか?

動かないと生きているのか不安になりますが、時々ふにゃふにゃ動くのでほっと一安心。お母さんがいない隙に?一番元気な子が欠伸↓。しかし、肌がむき出しでお母さんがいないとちょっと寒そうです。ちゃんと知っててか、お母さんは10分くらいで帰ってきました。

お母さんが帰ってきてしばらくすると、お父さんが餌を持ってきました。お母さんがお父さんの口から少しずつちぎり取って雛に与えています。

シジュウカラの巣箱にはカメラを仕込んでいないので中を見ることはできませんが、出入りが活発になってきたので、同じように孵化しているのといいなあと思うのでした。

ちなみに、ヤマガラはシジュウカラと違って雌雄の区別がしづらいので、本当はお父さんが子供を守って、お母さんが餌を探しにいってる、のかもしれません。

つづく