早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

ハローワーク卒業

2018-04-10 | 早期リタイア
ハローワーク卒業、といっても就職したわけではなく150日分の基本手当の受給が完了しただけですが、まあ定期的なハローワーク詣では終わりました。ということで、とうとう本当に無収入になっちゃったわけですね。

ハローワークで情報検索をしていると、まあ本当に仕事のないこと。今住んでいるところでは、フルタイムで20万、時給で1000円を超える検索をするとガクンと数が減ります。東京ならばもっと色々選択肢があるのでしょうが、地方の現実とはこういうものなんだな、と実感しました。求人は増えていると言ってもやはり数字のマジックがあり、一定の収入を得ようとすると看護・介護の専門職がリストアップされてしまいます。特に地方はその傾向が強いのだろうと思います。
私がリタイア前に勤めていた会社で働いていた子は派遣社員でも時給1600円くらいもらっていた、と言っていました。なのに、こちらではその半分くらいの額の求人が多数。東京感覚の視点で見ていてはいつまでも働く気にはならないな、と思いました。収入を確保する必要があるなら、元の会社に勤めながら、地方勤務になるのが一番賢かったかもしれません。

求人情報の数字を見ると、働くとしても扶養の範囲内で、と思う人の気持ちはよーくわかります。2018年度の年金保険料は16,340円、国保の保険料は(人によりますが)前年度収入に応じて結構な額を負担することになります。サラリーマン生活だと気にもしていなかった社会保険料が目に見えるのは重要なことですが、目に見えなくても気にならないサラリーマンで一生を過ごせるならば、それはそれで幸せなのかも、と思ったりしました。

昔々から、働く場所として東京を選んできた日本人の行動は当然のことだったのですね。ハローワークで情報収集しているとやっぱり働くなら東京か・・・と思ってしまいますが、移住してきたのだから本末転倒。

私はここだからできることをやって行こうとソワソワしているところです。