早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

季節の花・・・ノアヤメ

2018-05-31 | 信州
暖かくなって桜が咲いた後、次から次に色んな花が見ごろを迎えています。
庭に植えてある花はともかく、野生の花も麗しく、まあこんなにも次から次に主役が変わっていくものかと感動しています。

冬凍っていた土が融けた後、春が来た!と喜んでいるところで、最初はレンギョウと雪柳、ヤマブキなどがいい感じで道端を彩っていました。その後はキレンゲツツジ、そして今はアヤメが色んなとこで盛んにさいています。家の庭に植えている、というよりも、勝手に生えているようです。今日ジョギングをしていたら、野山にも咲いていました(冒頭の写真は1000メートル道路沿いのあやめです)。

そして、森の中に咲いているのはヤマツツジでしょうか。街路樹として植えてあるつつじと違い、木々の陰になっているからか?そういう品種だからか?木の株の大きさの割に咲く花が少ないようです。
↓花は2,3輪ですが木全体は大きいのです。


新緑もうれしいですが、その緑の中に花を見つけるとちょっと得した気分です。
人の手で植えた花はそれはそれでキレイなのですが、冬を越して、毎年決まった時期に決まった場所で見ることのできる花があるというのは楽しいですね。都会でもじっくり見て歩けばあるのでしょうが、働いているころはそんな余裕がなかったのかもしれません。毎朝足早に駅に向かい、真っ暗になって帰ってくる。週末はそれなりにジョギングをしたり散歩をしたりするのですが、やっぱり「心の余裕」が今とは違うのです。

さて、次は何の花が来るのでしょうか。アジサイは必須でしょうが、都会では自然に咲いていないような花を見ることができるのを楽しみにしています。

DIY ウッドデッキのテーブル

2018-05-30 | DIY
暑くもなく寒くもない、とてもいい季節になってきましたのでウッドデッキで昼下がりを楽しむ日が増えてきました。
ただ、くつろぐ椅子はあるけれど、ちょどいい机をまだ調達していません。ちょっとグラスやつまみがおけるような、邪魔にならない程度の大きさで、撤収した後はコンパクトにまとまるローテーブルがベスト。これまではソファのオットマンのクッションを外してテーブル代わりにしていたのですが、それではあまりにもダサいかなと、今回工夫することにしました。

大きさ的には60×60のオットマンははいいサイズです。高さもばっちし。
これに何か板を乗せたらどうだろう、と考えましたが、その大きさのままだと板が大きくなり収納が不便。ならば、2つの板を蝶番でつなげて、片付ける時は半分に畳んで、というのでいいじゃん!と。

で、できました!オットマンよりも少し大きめで60×80にしました。

これからニスを塗ろうかな、と思っていますが、まずは完成です。

裏側はこんな感じです。


ここには小さな工夫があります。写真のように蝶番のでっぱりを調整するために2つの薄い木をはめています。そして、この位置はオットマンの隅の位置に合わせてマジックテープで固定する形にしました。実は、この薄い木を内側にするとテーブルの端っこに力を加えた時にテーブルが浮いてしまいます。最初はなかなかその改善点が思いつかなかったのですが、よーく考えると難しい話ではありませんでした。が、よーく考えて解決し完成した時の満足感はなかなかでした。やっぱり手作り最高です。

ハルゼミ

2018-05-29 | 野鳥・生き物
信州も随分温かくなり、昼間の暑いときは東京と変わらないくらいの温度に上がるようになりました。ただ、朝晩は10度を下回ることもあり、結局は部屋の中の温度は冬の温かい日と同じくらい、という快適な生活です。

さて、そんな信州の春(というか初夏)ですが、セミが鳴いています。最初は何の鳴き声なのか判断できず、この時期にセミってことはないだろう・・・虫?カエル?なんだろう、と思っていたのですが、ハルゼミと呼ばれるセミなのだそうです。Wikipediaによると、ハルゼミは「ある程度の規模があるマツ林に生息するが、マツ林の外に出ることは少なく、生息域は局所的である。市街地にはまず出現しないが、周囲の山林で見られる場合がある」そうです。

まず都会では見られないということですね。道理で東京の市街地に住んでいてハルゼミに出会ったことがないのはうなずけます。次に、出身の九州でも出会ったことがない気がするのは何故かな、と思いましたが、ハルゼミの生息地としては九州まで含まれるので、自分の住んでいた地域に松が少なかっただけなのでしょうね。確かに、どちらかというと緑があるところでも竹林が多かった気がします。

このハルゼミ、ちょっと気になってどんなセミなのか探してみたのですが、セミ自体が小型な上に黒く、梢の高いところにいるらしく、さっぱり個体が見当たりません。鳴き声だけが聞こえてきて、暑くないけどセミの大合唱🎵という、ちょっと不思議な体験をしています。

↓この木々の中から鳴き声が聞こえてくるのですが、どこにいるのかは?です。鳴き声はちょっとヒグラシに似ている気がします。

どうなる?介護保険料

2018-05-28 | 時事ネタ
先日、厚生労働省が2018~20年度の65歳以上の介護保険料が全国平均で月5869円になると発表しました。15~17年度に比べ6.4%の上昇で、制度が始まった20年前と比べほぼ2倍の水準になったとのことです。

この保険料の上昇は制度開始当初に想定されていたのでしょうか。きっと厚労省の中では想定されていたけど、国民にはきちんと知らされていなかったのでは?どこかで同じような経験していませんか?・・・年金と一緒ですね。がっぽがっぽ給付されてきた時代を経て、高齢化社会になり年金の給付金は年々下がり、給付年齢は徐々に引き上げられています。

そもそも、最も高い福島県葛尾村(月9800円)は東日本大震災の影響で単身で暮らすようになった高齢者らを中心に介護サービスの需要が高まったためとみられていますが、これは東日本大震災復興財源からの補助金等との関係はどうなっているのでしょうか?最も低い北海道音威子府村(月3000円)の担当者は「村内に介護施設がないため施設サービスの給付が伸びず、介護保険料が抑えられている」ということですが、これは低いからと喜んでいられる状況なのでしょうか?元気な方が多く、介護サービスが必要な高齢者がいないのであればいいのですが、必要な方でも介護サービスが受けられないから費用が発生しない=保険料も上がらない、と読み取れます。
ともかく、テレビの報道だけを見てしまうと、高いとか低いとかいう数字だけを鵜呑みにしてしまいがちですが、その裏にあるものを分かりやすく伝えてほしいものです・・・あ、自分で調べろと言われればそれまでですが、一般市民は報道の内容を鵜呑みにしてしまう人がほとんどではないでしょうか?

団塊の世代が全て75歳以上になる2025年度には約7200円、高齢者人口がピークを迎える2040年度には約9200円に上昇するとの推計も示しています。まあばっちし我々がその頃払う世代になるわけですね。恐らく厚労省のやることだから、この推計は上方修正されることでしょう。2040年度には1万円は下らないのでは?

ちなみに、長野県内平均は5596円(197円引き上げ)一番高いのが築北村(6900円)一番低いのは信濃町(4600円)、なんと二番目が御代田町(4610円)三番目が軽井沢町(4800円)とのこと。御代田町は「介護予防に力を入れた効果で介護が必要な人の割合が減ったことなどが理由」とのことです。そのまま信じていいか?ですが、そんなことで下げられるのであれば、是非皆さんやってほしいですね。

と言っているそばから、御代田町メールサービスで介護予防教室の案内が来ました。

≪介護予防教室≫
「介護予防」で健康寿命を延ばしましょう。
内容:「音楽でこころと脳の健康づくり2回目」
対象者:町内在住の60歳以上の方

御代田町がんばれ!

にごり川

2018-05-25 | 信州
うちの近所に「濁川」という川があります。最初、雨の後だから濁っているのかと思っていたら、晴れていてもいつでも濁っている。これは浅間山の中腹から湧出する鉄分などの物質を含んだ透明な地下水が流下するにつれて、空気と触れて酸化し褐色に濁ってくるものなのだそうです。浅間山(2,568メートル)の活火山らしさを感じられる気がします。

浅間山の登山道の途中には濁川が滝で流れ落ちる血の滝(赤滝)というのもあるらしく、血の池不動尊も2体祀られているそうです。現在、浅間山は警戒レベルで登山できませんが、その前にある石尊山(せきそんさん・1,668メートル)には往復5時間程度で登れるようなので、暖かくなったことだし、今度登ってみようと思います。いつも見ている濁川がどこから来たのか、ちょっと興味深いです。

この濁川、ジョギング中に新しい道を開拓していて自分がどこにいるのかわからなくなった時に見つけると、ああ、あの上流だから大体このあたりだな、と判断できて便利です。他の透明な川ではどの川がどこにつながっているのかはわかりませんが、濁川は一目瞭然。結構重宝しています。

またこの付近は冬マイナス15度くらいまで下がることがあるので川が凍りますが、何故か濁川は凍りません。どの程度まで凍らないかは?ですが、濁川と透明な川が並列している小さな滝で、透明な方は滝の状態で凍っているのに、茶色い方は凍っていないのです。この光景はちょっと面白いです、がこの冬は写真を撮りそびれました。鉄分などの含有により凝固点が降下するからでしょうか。

もっと下流までいくと生活排水と合体してヒルが出るようで、あまり楽しくはなさそうですので、上流を攻めてみたいと思います。