赤毛のアン！

神奈川県に住んでいると地方局『ＴＶＫ』が見れます。

朝８時から“赤毛のアン”をやっていたので毎日ＤＶＤに撮って楽しみに見ていました。

女の子に人気のある作品でうちの娘も楽しんで見てくれるかと思ったら、早々に飽きてしまったようです。

私も子供の頃はなんとなく好きになれづ一回も見ませんでした。

偏見を持って名作を見ないのは愚かな事なので自分で納得してから見続けるかを決めようと

まづ第一話を見てみると、主人公の少女は物凄くおしゃべりで軽薄な第一印象でした。

ところがその話を聞いていると、物語の登場人物マシューやマリラ達のように彼女の話や世界観にどんどん引き込まれていきました。

今から１００年近く昔の話でも、大事な価値観は変わらないことを大人になった現在の自分でも再確認させてくれます。

自然を愛し、想像力豊かで、家族、友情を大事にする。そんな心に共感するうち

アンと共に喜んだり悲しんだりして物語中盤以降は大した泣かせどころでもない所でもポロポロ涙ぐんだりしてました。（家族には内緒でｗ）


そんなぐらいハマりまくっていたので“赤毛のアン”情報には敏感で、

ある日ラジオでこの作品のファンだと言うＤＪが語っていたので耳を澄ませて聞いていたら

「アンが××するところで読むのが止まってしまった」と伏字でなくさらっと言ってしまったので結末が想像できてしまったのは少しガッカリしました。

そんな予備知識を頭に入れながらＴＶ版を最終回まで見たら××する前に終わってしまったので

一時期はそのＤＪをうらみましたがアニメのアンには小説を読めば続きがあるんだと思うと少し幸せな気分になるのでした。

いつでもアンに逢いたいと思ったら逢うことが出来る。

彼女があの後どんな人生を送ったのか聞くことが出来るような気がします。

３０代のおっさんがこんな事を言っても気持ち悪いかもですが（笑）