太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

卵の採卵と太田川水系漁業振興協議会

2017年10月27日 | 

 

水位:+51cm

晴れ 

今週に入ってからようやく晴れてきましたが、

長く続いた雨で川はまだ増水しています。

 

昨年から新たにはじめた受精卵の放流ですが、

今年は水位が高くなかなか実施できないまま、

アユのお腹も、もう限界  を迎えてしまいました。

せっかく始めた取組みを今年も継続したいとの思いから、

今年は、去年川で行った作業を養魚場で行う事にしました。

採卵した卵を受精させ、いったん養魚場の池につけておき、

水位が落ち着いたころに川へ運びます。

広島市水産振興センターの職員さんに指導をしていただきました。

受精させた卵をシュロに付着させます。

白いつぶつぶが卵です。

シュロを養魚場の池につけます。

今日はオスメス370匹のアユから約400万粒の卵を採取しました。

受精させてから約2週間で孵化するそうです。

この卵は11月6日に下流域の産卵場に移動をする予定です。

 

 親魚放流のお知らせ 

卵も採取できたので、残るは親魚放流です。

日  時:11月2日(木)14:00~ 

放流場所:ヤナギ(通称)

約5,500匹の親魚を放流予定です。

 

ダブルの効果で来年の遡上に期待します。

(いずれも、今後の水位により変更となるかもしれません。)

 

昨日、10月26日(木)

太田川水系漁業振興協議会が開催されました。

太田川水系の各漁協と関係する行政機関があつまり、

今年の放流状況、アユの成育等について発表し、

関係機関の方と意見交換をしました。

 

 

 


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