ちょっと間が空いたけど・・
11月4日の調査から。
さて、この日、水生甲虫がめっきり水中から居なくなった。
・・・越冬態勢に入ったのか?
ということで、どこに居るのか探すことに。
で、まずはコツブゲンゴロウ。
普通種だが、響灘ビオトープでも多い微小なゲンゴロウ。
これが全く、あんなに居たのに全く姿が無い。
そうこうするうちに、とある岸辺にたどり着いた。
刈られたガマの茎が堆積している。
さらに、近寄ってみる。
ん? ここは何か居そうだ。
這いつくばって(来園者から見たら、何してるの?って思われる、きっと)
枯れ茎を除けながら、指で水際を「ほじくって」みると・・
お! いたいた!!
コツブゲンゴロウがおった。
ほじりだされた時は、写真のように“ボーッ”としてる。
けれど、すぐに覚醒(?)して、再び泥に潜って行く。
こんな感じで、ガマや泥のすき間のあちこちに居る。
けっこう沢山いるけれど、カメラを構える間に潜ってしまう・・
(画面には3個体いますけど、分かる?)
こんな風に引っ張り出して、写真撮ろうとすると・・
こんな感じで潜るわけ。
ここは日光の当たる浅瀬。
というわけで、水の中に比べて格段に暖かった。
それでここに集まっているんだろうか?
これは本格的な越冬の準備段階で、ここに来ているのか?
(=この後、さらに移動するのか?)
それとも、もうここで越冬しちゃうのか?
次回の調査が楽しみである。
【感想】
人間にとっては、何の変哲もない、
というか、単にゴミが溜まってると思ってしまうような場所。
そんなところに、小さな小さな水生昆虫たちが「わんさか」いる。
その、「人目線」と「生きもの目線」との違い、ここにもありますね。
次号は、この場所にいた他の水生甲虫について。
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