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響灘ビオトープ水生生物部

水辺の生きものの楽園「響灘ビオトープ」
水生生物の調査成果や体験活動の様子を通じて
その魅力をご紹介します!

16号【冬空のビオトープ~2012年末ラストの調査より。】

2012-12-30 22:16:26 | 調査

2012.12.26

週末寒波や雨続きで延期になってた12月調査。

まだクリスマス寒波抜けず、気温は7,8℃?



空はこんな感じ。





目を下に向けると・・うわぁ、いかにも寒そう。冷たそう。





実は、水の中よりも「冷たい」のは水際。

濡れた手が風にさらされると痛いんだよね。

まだ水中に手をつけてるほうがマシかも。






  「手の感覚が無くなったぁ!」


とか言いながらも、黙々とあれこれ水昆を探し出す彼ら。








15号【「確認した水生昆虫」編~14号つづき】

2012-12-24 19:15:31 | 調査

14号で、部員たちが調査をしていく姿を紹介。

今号では、そのときに確認できた水昆種を紹介したい。



■ヒメイトアメンボ



枯れ草などの積もった中で、何個体か見られた。



■セマルガムシ属



セマルとヒメセマル、

どっちなのか、両方いるのか

次シーズンの課題です。



■コオイムシ軍団



ちらほら見かけた。

この画像のものは、10センチ前後、掘り下げたところで。

こうして3個体が並んでいた。


10年ほど前、小倉南区のため池で確認した時は

水際の浸かった植物の塊の中で「水中越冬」してる

個体をいくつか見かけた。


ここでは陸上越冬なのかな?




顔アップ。




■マメガムシ



こいつもすでに、11.4時点で越冬態勢。



■ヒメガムシ



比較的「大きい」ので、コオイムシ同様見つけやすい。

しかも、黒いしね。



■ホソセスジゲンゴロウ



黒系3連発のラストは、ホソセスジ。

顧問が見た場所では水際の水分が多い場所だったが

ここでは湿気がある程度の場所。



■チビゲンゴロウ



大きい画像を作り忘れたので、見づらいかも。

でもまあ、逆にチビゲンの小ささが分かる?

2ミリ強だもんねぇ・・よう見つけるわ。





 というわけで、11月4日の調査では

 陸上(と水際)で12種ほど確認できたのかな。





14号【水際から陸へ、陸へ。(11.4調査風景)】

2012-12-22 23:13:56 | 調査

前号から、ずい分と間が空いてしまったが

部員編のつづき。

今号は、越冬水昆を求めて

水際から陸へとずんずん突き進む部員を紹介。




 横側から。
 上側から。

まずは、まだ水際に近いところ。




こんなにかき混ぜながらも、

着実に見つける眼力がスゴイ。




一方、こちらはすでに水が無いエリアに突入。

草むらに埋もれ、地面にくっ付くほど顔を近づけて探す。









ついに二人とも、陸エリアで探索。

(何が見つかったかは、次号で)





二人とも、真剣そのもの。

次から次へと、いろんな水生昆虫を見つけていく。









来園者からみると、こんな感じ。

 「草に何か埋もれてる・・あれは人かしら?」的な??









「探索の跡」が、くっきり。

画面右側(水辺)から、左側(丘)へと移動していく。







どんどん丘の方へとのぼって

ついに水っ気の無さそうな、草原エリアへ突入。


こんなトコに水昆?って思う???

それがちらほら居るんですねぇ。






今回はあえて水昆画像を挟まずに書きました。

ギョブ員たちの調査への無我夢中ぶり、

伝わりましたでしょうか?


水の中を網でガサガサするのも楽しいですが

こういう調査もたのしいですね。

こんなトコに、こんなヤツが!っていう

思いがけなさ、は変わりません。




11.4越冬調査「ギョブ員編」~水際で。

2012-12-02 15:32:56 | 調査


ギョブ員たちも、別の場所で越冬状況を調べていた。

しかも、いろいろと見つけ出していた。


まずは、水際で。





H君、じいっと得意の眼力で見つめる?

すると。

  ミヤタケです。









一方のM君はより陸地に近い

枯れかけたワンドのようになった場所で探索。

で、


  オオマルです。





  シマケシ居ないの? 


と問うと









     このあといよいよ陸地側へ、彼らの探索の手が伸びる・・







6号【11月4日「公開」調査(画像追加)】

2012-11-10 22:35:14 | 調査

響灘ビオトープのスタッフさんから

画像をいただいた。


ギョブ員と同じ場所にいる顧問とは

別視点の画像なので、ここでも紹介しておきたい。






こうやって、部員が湿地からデッキに上がって

生きものを見せに来る。





デッキ上では、チーフガイドのI本氏が人を集めて、

こうやって解説をしてくださる。






4号【11月4日の公開調査】

2012-11-04 16:42:37 | 調査

2012.11.4

11時前から、調査スタート。

今日は風が強め、寒め。



展望デッキ前で、ガサガサする。






来園者の方に、部員たちが網の中を見せる。

遠く、八女の方から来ていたお子さんもいたようで。




ただ、季節が晩秋にさしかかり

水生昆虫も少なめ。

※調査内容は別記事にて(かなり面白かったです!)







草むらに埋もれて(分かります?)

無我夢中のギョブ員に


 「何を調べてるの?」


という質問が何度も飛んでいた。





2時間ほどだったが、来園者ともお話できたし

内容も濃い調査ができた。

 

今から冬の調査が楽しみ!

めっちゃ寒そぉ~!!