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有田海南道路<予定>沿いの道の駅「海南サクアス」の状況(その1)

2023/3/1付ブログ記事「有田海南道路整備の2023/2時点の状況(道の駅開設決定など)」の続きです。

上記ブログ記事で

>さて、2025年春に開通予定の北半分の区間の終点付近(旧下津町の中心部でJR加茂郷駅近く)には道の駅「海南サクアス」が整備されることになっており、2023/2/28付で正式に道の駅として登録されました。2023年度内に開業予定です。

と書きましたが、2023/9/2にめでたくグランドオープンしました。

https://www.city.kainan.lg.jp/kakubusho/machizukuribu/norinsuisangakari/michinoeki/5801.html

道の駅の公式サイトはこちら パンフレットはこちら

 

オープン早々の時点では集客力が高く週末には駐車場への入場待ちによる交通渋滞も発生しているため、1kmも離れた場所に2か所の臨時駐車場を設け、シャトルバスで道の駅と連絡しているとのこと。

https://www.city.kainan.lg.jp/kakubusho/machizukuribu/norinsuisangakari/michinoeki/5611.html

ただ、この道の駅へのアクセスに関してものすごく不自然な点があります。それは、

「国道42号に面した側の出入口が常時閉鎖となっており、和歌山市側からも有田市側からも、いったん国道から脇道にそれ、その脇道に面した出入口を通行せねばならない」ことです・・・

仮説としては、

1.オープン早々の段階では道の駅に出入りする車両数が相当多いものと見込まれ、この出入口を開放した場合、特に右折となる有田市方面からの車が多くなって渋滞や事故のリスクが高まるため、反対方向も含め完全閉鎖しているが、客足が落ち着いた時点で開放する

2.この出入口は、有田海南道路が2025年春に道の駅北側まで開通し、これに伴い国道42号の現道の交通量が減る=渋滞や事故のリスクが減退する=ことを見据えて設置したもので、それまでの間は終始完全閉鎖状態とする

3.設計時点ではこの構造で問題なしとされたものの、ある程度建設が進んで付近の交通状況をシミュレーションしたところ、国道42号側の出入口を開放すると付近の交通事情が大幅に悪化することが判明したため、完全閉鎖することとした。今後開放することはない(有田海南道路の部分開通後も含め)

などが挙げられますが、果たして・・・

また、現状の図からすると、有田海南道路がここまで開通した時点でのアクセス経路も、いったんインターチェンジを降りて脇道に入り、その脇道に面した出入口を通行するようになるように推測されます。

 

ということで、先日実地見分してきました。

(つづく)

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