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十三高槻線正雀工区の2024/7/15時点の状況

前回訪問(ブログ記事「十三高槻線正雀工区の2024/6/22時点の状況・・・歩道関係のみ動きあり」参照)から3週間後の様子です。

巨大な構造物(これからは巨大やぐらと呼びます)はもちろん鎮座したままで、その東側の「信号機のみ虚しく設置状態」は何ら変わりません。

歩道部分の迂回路を伴う工事(下水道幹線築造工事に関連した管路の移設工事)は、工事区画内の一部を残し完了し、歩道は元の木阿弥・・・というか以前の状態に戻っています。

工事に伴い新たに設置されたマンホールの位置が現在の歩道より高くなっているのは、今後の道路工事を見据えてのものと信じたいですが・・・

この東側に接続する道路の築造が開始されるのは、いつになるのでしょうか?

新跨線橋の歩道部分は、ここまで出来ているのに相変わらず未供用のままです。

工事区間西側の下水道幹線の立坑付近の様子。当日は祝日なので当然誰も入坑していません。

ちなみに、今後の進捗のカギを握っているのが、「下水道幹線掘削用のシールドが問題なくここまでたどり着けるかどうか」です。今回の工事遅延の原因は「掘削過程でのシールドの破損」であり、その原因となった地中の構造物を除去してシールド掘削を進め、上記立坑部分まで到達させねば次のステップ(=巨大やぐらの縮小)に進めません。

前回レポート直後に大阪府茨木土木事務所に聞いてみたところ、「吹田市下水道部から7月半ばにシールド掘削に関する評価結果が届くことになっており、それまでは我々としては動けない」とのことでした。吹田市下水道部側で「追加の掘削が必要」と判断されれば、こちらのプロセスが完了するまで巨大やぐらをそのままにしておく必要があり、道路側の工事はさらに遅れることになります。果たしてその結論はいつごろ地域住民など関係者向けに公表されるでしょうか?

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