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旭川~帯広間の都市間バスが鉄道廃止代替バスにもなります

旭川と帯広を結ぶ都市間バス「ノースライナー」(運行形態は高速バス同等)が、2024/4/1から2往復増便されて1日6往復となり、さらに途中にバス停が新設されます。

https://www.tokachibus.jp/2024/01/31/55396/

現時点では3往復が国道38号狩勝峠経由・1往復が国道273号三国峠経由ですが、今回増便される2往復はいずれも狩勝峠経由です。

そして、新設されるバス停は狩勝峠の北の麓にあたる南富良野町落合で、2024/3/31限り廃止になるJR根室本線の落合駅のすぐ近くになります。南富良野町内相互間の乗車(道の駅南ふらの~落合間)も可能です。

今回廃止になる区間は富良野~落合~新得間ですが、このうち東鹿越~落合~新得間は2016/8/31に襲来した台風により大きな被害を受け、大赤字ということもあり復旧せずバス代行のまま廃止となります。代行バスは1日4往復(他に落合始発の東鹿越行が片道1便)となっており、実需を考えるとおそらく鉄道正式廃止後も同等の便数しか運行されないと思われます。したがって、落合基準だと「鉄道の正式廃止と同時に公共交通のサービスレベルがアップする」形となりますね。

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