2024/5/8~9付ブログ記事「京奈和自動車道・奈良IC付近の2024/5/上旬時点の工事状況(前)(後)」の続きです。
奈良IC付近で並行するJR大和路線(関西本線)の高架化工事ですが、2024/6/9に現地<新駅の西側駅前広場予定地>で起工式が執り行われました。
https://www.pref.nara.jp/secure/308958/%E5%A0%B1%E9%81%93%E7%99%BA%E8%A1%A8%E8%B3%87%E6%96%99.pdf
https://www.pref.nara.jp/item/309582.htm
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20240609/2050016201.html
https://www.asahi.com/articles/ASS6B4QG1S6BPOMB003M.html
鉄道分の工事については、道路事業と異なり「2028年度完了予定」と明言されています。
ということで、7月上旬に地上から現地を見てきました。今回はJR奈良駅側からのアプローチです。
奈良ICへのアクセス道路となる都市計画道路西九条佐保線の予定地のうちJR大和路線に近い部分は、まず鉄道高架化の作業用ヤードとして活用されます。
JR大和路線は4月中旬に仮線に切り替えられてから2か月半が経過しましたが、架線は撤去されたもののまだ線路が残っています。
上記区間より南側では、既に線路まで撤去済でした。次は高架橋の基礎工事ですね。
新駅予定地の様子。1か月前に起工式が執り行われた西口駅前広場予定地は、工事用ヤードに衣替えしました。
駅前広場予定地を流れる小川は付け替えられ暗渠化されました(真新しいコンクリートのラインがそれ)。
新駅南側は変わり映えしませんが、道路予定地の一部が農耕者専用道路として使用されている旨の看板が設置されました。
奈良IC予定地南側では、橿原考古学研究所による発掘調査が最盛期に入っています・・・何といっても平城宮跡の一角ですからね