2023/10/23付ブログ記事「広島の路面電車はPASPY廃止後も当面ICOCAなどに対応」の続報です。
広島電鉄は2024/2/7付で、2025/3/末のPASPYサービス終了後もICOCA などの全国相互利用対象ICカードが継続利用可能な広電グループの交通機関一覧を発表しました。
https://www.hiroden.co.jp/topics/2024/pdf/0207-10cards/20240207_10cards.pdf
<広島電鉄本体>
電車=全線(市内線・宮島線)
バス=高速バス広島~松江線・米子線<もともとPASPY非対応>を除く全路線
<広電のグループ会社>
芸陽バス=全線
備北交通=高速バス東城・庄原~広島線と高田南部線(安芸高田市内と北部医療センター<JR可部線あき亀山駅前>を結ぶ路線)
エイチ・ディー西広島(ボンバス)=全線
JR西日本テクシアが開発した簡易型IC端末(大阪バス・大阪府河南町のコミバス・北海道のFビレッジシャトルバス等で導入済)での対応となり、車内でのチャージには対応しません。
そして、備北交通の高田南部線以外の一般路線バスは、2025/4以降全国相互利用対象ICカードは利用できなくなるわけですね。おそらく、JR芸備線の三次・庄原エリアがICOCA対応になっていないこともあり、広島市内に乗り入れないローカル路線についてはニーズがない(庄原市・三次市と広島を結ぶ高速バスだけで十分)と判断したものと思われますが。
また、広島電鉄から地元のタクシー会社計9社に移管された呉市内や廿日市市内の路線(2023/10/1付ブログ記事「Suica・ICOCAなどが使えるマイナーなバス事業者の解説(その5)・・・PASPYがらみ」参照)がどのような扱いになるのかも気になります。