●フレームの組み立て 16番から25番フレームまで完了
船体中央部は、以前にほとんど仕上げが完了していたので、作業が捗った。作業が船体下部の開口部つけだけなので、かなりの数がこなせたが、本日作業分で、大きなバベルのつかない部分は完了。
あと5組のフレームはまだキールに接するが、その後はデッドウッドに跨る。
30番フレームまでは、艦首同様、ベベルをつけながら固定してゆくが、その後ろをどう作業を進めるか未定。
側面から見ると船底側のカットアウトラインが曲線を描いている。キールとの接合部が未調整なので底がガタついているが、舷側は概ね調整が終了している。
一方船底側から見ると、何箇所かガタついている。外側に何箇所か角度が大幅に違うところがあるが、これは、フレームの曲縁の問題で、側面から見て曲線になるように揃えると、底から見るとこうなってしまう。
実際この船底の開口部は、艦尾方向まで一定の幅で続いているのだが、この船は、艦尾にかなり彫刻が付いて重くなるし、内部も、艦尾に色々構造物が入るので、全通フレームとフロアティンバーの接着面積を増やした。
こちらは船内側から見たところ。 船底の開口部は、基本的には船内条板で覆うので、上からは見えなくなる予定。
船体の2/3が接合できたので、概ね船の形がはっきりしてきた。残りフレームは1ダースだが、ベベルがかなりきついし、デッドウッドとの接合部では、きれいな曲線を描かねばならず、工作はかなり厄介な部分なので、時間がかかるはずだ。
30番フレームまで繋いだ後で、キールとの接合部を成形する。そのため、ステムを除くキールの製作も必要になる。
●Fubbs解説本 P547まで。全体の87.7パーセント終了。
このところ作業が中心なので、翻訳が滞っている。あと2ページほど頑張れば、また、写真で手順を説明するエリアに入る。