話題作なので見ました。まあ、キリスト教徒でもない限り、キリストに子孫がいようがいまいが、あまり関係ないと思うんですが、なんだか大問題みたいです。なんでも、キリストに子供がいたら、神じゃないみたいな前提のようですが、そもそも、キリストは神の子なんだから、神の子の子がいてもべつにいーじゃないか、という理屈にはならないようです。やっぱり神の子と言うのは異種交配だから一代限りでないといけないのかも知れません^^;
まあ、あまりこんな事書くと、ファンダメンタリストに怒られそうなので、内容に行こうとは思うのですが、最初に殺される守護者の総長、いくらパズル好きとは言え、撃たれて死にかけてる最中に、ルーブル中歩き回ってパズル作ってるんだから、その暇に病院行けば助かったんじゃねーのか、という疑問が、ず~~~~っと消えませんでした。
更に、トム・ハンクス。さすがにトム・クルーズほどではありませんが、アカデミックな雰囲気とは無縁な顔ですね~。教授って設定じゃなくて、流行作家くらいなら、なんとかわかるんですが、学者には見えません。まあ、演技力はある人なので、いい加減にしてくれって感じはありません。まあ、この映画では、彼が教授であろうが、聖杯オタクであろうが、あまり関係ないので、問題ないと言えば問題ありません。
次にマグネット親父。イアン・マッケランは、Xメンのマグニトーのヘルメット姿が強烈で、以来我が家では、マグネット親父と呼ばれています^^;
彼は、こう言う役最高ですね。彼が黒幕なのは、のっけから割れてるんですが、茶目っ気といい、説得力といい、この映画で最も魅力的でした。惜しむらくは、もっと脚本が面白ければ、良かったんですけど。
ところで、この映画に出てきた、オプス・デイってのは、実在するんですね。ついでに、ダビンチもニュートンも総長だったと言うシオン修道会。映画では、最古の修道会みたいな事言ってますが、出来たのは20世紀にはいってから。つまり、ダビちゃんもニュートン君も、自分が総長だったなんて聞いて、あの世でびっくりしているでしょうね。この作品のネタになったのが、フランス公文書館で発見された「ドシエ・スクレ」(英語でいえば、ドキュメンツ・シークレット、日本語でいえば秘密文書、捻りのない名前です^^;)に、この修道会のそうそうたるメンバー
の名前が記されていた事実なんです。実際に、フランス公文書館で発見されたのですが、実はこの文書、発見した親父が、発見の数十年前に、いろんな古文書と一緒に、自分で、公文書館に寄贈したものなのです。このあたりは、何でも自分の家の土蔵から発見した竹内文書の竹内君より手が込んでますが…。
原作は読んでいませんが、原作には「真実のページ」なる部分があって、書くときにリサーチした、作者が事実だと思っている事を書いているページがるそうで、そこで紹介しているので、作者もだまされた一人なんでしょう。もっとも、騙されたおかげで、大ベストセラーが書けたんだから、騙されたというより、当たりくじでも拾ったようなものですが^^
13日の金曜日のネタ元のテンプル騎士団の大虐殺にしても、何かに付けて、聖杯やら、キリストの子孫やらと関連付けて語られますが、そもそも、全ヨーロッパの王侯貴族に金貸したり、危険な道中現金(黄金)持たずに聖地巡礼しても、現地で、信用状渡せば、現金に変えてくれるほど、ヨーロッパ最大の財産を持っていたテンプル騎士団のお金をゲットしようとフランス王と法王が結託してテンプル騎士団に難癖付けて死刑にして、彼らのお宝を山分けしたんですから、動機はそれだけで十二分にあるわけです。テンプラーがそれだけの財宝を得たのは、ソロモン神殿から何か掘り出したからだとも良く言われますが、彼らが何を掘り出したにせよ、それとは関係なく、彼らの事業だけで、十分莫大な財宝を溜めれた説明はついていますから、掘り出したのが財宝とも限らないわけです。そもそも、掘ってたのは、イスラム教徒も書いてますが、何か掘り出したってのは、何の記録もないので誰にもわかりませんしね。
脱線しましたが、キリスト教のこのあたりのネタは、日本の超古代文明ネタに必ず登場する竹内文書並に、どんな反対証拠が出てきても、ずっと不変に信じられ続けますね~。竹内文書なんて、戦前に遡れば、一万年前に南米のブラシルコとか北米のサンフランシスコに天皇が天の岩舟で巡幸したなんて、面白い話が書いてあるのですが、相当御目出度い人でも、流石に信じないだろうそうしたネタは、さっさと無い事になって、ピラミッドだのキリストの子孫だのの方は、生き残り続けてますからね。
ダビンチ・コードが、大ベストセラーになったのは、どういう理由か知りませんが、映画よりは面白い薀蓄とか謎解きとかが上下巻に満載しているのでしょうか。映画で見た限りでは、いきなり犯罪者の逃亡に手を貸すなぞのスイスの銀行とか、万能のボディガードのいるイギリス貴族の大金持ちとか、馬鹿っぽい設定満載で、かなり笑えましたが、謎解きって感じの話ではありませんでしたからね。
見る前は、せめて、クリムゾン・リバー位の雰囲気の話かなと思ってましたが、そうした雰囲気も無く、なんだか、ボケた話でした。ナショナル・トレジャーも、日本人の私にはあまり馴染みの薄いテーマでしたが、かなり面白く楽しめました。それと比べると、そこそこ面白かった程度でしょうか。
でも、これだけ小説も売れて、映画もヒットしたんですから、きっと、ルーブル美術館行ったら、「この下にマグダラのマリアの棺桶あるんだぜ」などと言いながら、ガラスピラミッドのところで写真撮る奴が大勢いるんでしょうね^^;
まあ、あまりこんな事書くと、ファンダメンタリストに怒られそうなので、内容に行こうとは思うのですが、最初に殺される守護者の総長、いくらパズル好きとは言え、撃たれて死にかけてる最中に、ルーブル中歩き回ってパズル作ってるんだから、その暇に病院行けば助かったんじゃねーのか、という疑問が、ず~~~~っと消えませんでした。
更に、トム・ハンクス。さすがにトム・クルーズほどではありませんが、アカデミックな雰囲気とは無縁な顔ですね~。教授って設定じゃなくて、流行作家くらいなら、なんとかわかるんですが、学者には見えません。まあ、演技力はある人なので、いい加減にしてくれって感じはありません。まあ、この映画では、彼が教授であろうが、聖杯オタクであろうが、あまり関係ないので、問題ないと言えば問題ありません。
次にマグネット親父。イアン・マッケランは、Xメンのマグニトーのヘルメット姿が強烈で、以来我が家では、マグネット親父と呼ばれています^^;
彼は、こう言う役最高ですね。彼が黒幕なのは、のっけから割れてるんですが、茶目っ気といい、説得力といい、この映画で最も魅力的でした。惜しむらくは、もっと脚本が面白ければ、良かったんですけど。
ところで、この映画に出てきた、オプス・デイってのは、実在するんですね。ついでに、ダビンチもニュートンも総長だったと言うシオン修道会。映画では、最古の修道会みたいな事言ってますが、出来たのは20世紀にはいってから。つまり、ダビちゃんもニュートン君も、自分が総長だったなんて聞いて、あの世でびっくりしているでしょうね。この作品のネタになったのが、フランス公文書館で発見された「ドシエ・スクレ」(英語でいえば、ドキュメンツ・シークレット、日本語でいえば秘密文書、捻りのない名前です^^;)に、この修道会のそうそうたるメンバー
の名前が記されていた事実なんです。実際に、フランス公文書館で発見されたのですが、実はこの文書、発見した親父が、発見の数十年前に、いろんな古文書と一緒に、自分で、公文書館に寄贈したものなのです。このあたりは、何でも自分の家の土蔵から発見した竹内文書の竹内君より手が込んでますが…。
原作は読んでいませんが、原作には「真実のページ」なる部分があって、書くときにリサーチした、作者が事実だと思っている事を書いているページがるそうで、そこで紹介しているので、作者もだまされた一人なんでしょう。もっとも、騙されたおかげで、大ベストセラーが書けたんだから、騙されたというより、当たりくじでも拾ったようなものですが^^
13日の金曜日のネタ元のテンプル騎士団の大虐殺にしても、何かに付けて、聖杯やら、キリストの子孫やらと関連付けて語られますが、そもそも、全ヨーロッパの王侯貴族に金貸したり、危険な道中現金(黄金)持たずに聖地巡礼しても、現地で、信用状渡せば、現金に変えてくれるほど、ヨーロッパ最大の財産を持っていたテンプル騎士団のお金をゲットしようとフランス王と法王が結託してテンプル騎士団に難癖付けて死刑にして、彼らのお宝を山分けしたんですから、動機はそれだけで十二分にあるわけです。テンプラーがそれだけの財宝を得たのは、ソロモン神殿から何か掘り出したからだとも良く言われますが、彼らが何を掘り出したにせよ、それとは関係なく、彼らの事業だけで、十分莫大な財宝を溜めれた説明はついていますから、掘り出したのが財宝とも限らないわけです。そもそも、掘ってたのは、イスラム教徒も書いてますが、何か掘り出したってのは、何の記録もないので誰にもわかりませんしね。
脱線しましたが、キリスト教のこのあたりのネタは、日本の超古代文明ネタに必ず登場する竹内文書並に、どんな反対証拠が出てきても、ずっと不変に信じられ続けますね~。竹内文書なんて、戦前に遡れば、一万年前に南米のブラシルコとか北米のサンフランシスコに天皇が天の岩舟で巡幸したなんて、面白い話が書いてあるのですが、相当御目出度い人でも、流石に信じないだろうそうしたネタは、さっさと無い事になって、ピラミッドだのキリストの子孫だのの方は、生き残り続けてますからね。
ダビンチ・コードが、大ベストセラーになったのは、どういう理由か知りませんが、映画よりは面白い薀蓄とか謎解きとかが上下巻に満載しているのでしょうか。映画で見た限りでは、いきなり犯罪者の逃亡に手を貸すなぞのスイスの銀行とか、万能のボディガードのいるイギリス貴族の大金持ちとか、馬鹿っぽい設定満載で、かなり笑えましたが、謎解きって感じの話ではありませんでしたからね。
見る前は、せめて、クリムゾン・リバー位の雰囲気の話かなと思ってましたが、そうした雰囲気も無く、なんだか、ボケた話でした。ナショナル・トレジャーも、日本人の私にはあまり馴染みの薄いテーマでしたが、かなり面白く楽しめました。それと比べると、そこそこ面白かった程度でしょうか。
でも、これだけ小説も売れて、映画もヒットしたんですから、きっと、ルーブル美術館行ったら、「この下にマグダラのマリアの棺桶あるんだぜ」などと言いながら、ガラスピラミッドのところで写真撮る奴が大勢いるんでしょうね^^;
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なんだぁ、、ほとんど同じ感想じゃないですか。
日本広といえども、竹内文書に言及しているのは、
あたし達2人だけですが、つまらなかったと言う感想は、
かなり多いですyo。