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スクラッチ木造帆船製作日記と映画、スタトレなどあれこれです。

ロープメーキングマシンの製作4

2005年04月07日 | スクラッチに挑戦
 ギアの組み付けと調整も概ね終了し、軽く動くようになってきました。今日は、筐体の組み立て開始です。安物の合板で作ったので、見てくれが悲しいです。後から化粧版でも張ろうかと思案中。
 底板と天板の貼り込みですが、まず底板を張っています。天板と底板の間には、引き出しを取り付けます。天板の上には、糸を通すガイドとレールを取り付けてから、貼り込みを行います。
 こうした動きものを作るのは、はじめてなので、色々細かい問題にぶつかりますが、今までの所は、何とか破綻もなく進行中。
 色々考えた末、糸の固定クランプは、ゴムをパイプに突っ込むだけにすることにしました。ネジで押さえるようにしようかとか、スプリングをつけてクリップ式にしようかとか、色々考えたのですが、工作が増えると失敗の可能性が増えるので、まずは、極力、工作箇所を減らすことにしたわけです。
 糸の送り側はこれで良いのですが、受け側は、テンション調整装置の関係で、こうはゆかないので、まだ思案中です。テンション調整装置は、一番動きが微妙(私が作る物にしては)なので、基本的には、お手本に準拠するわけですが、ギアの配置とかが異なるので、どうアレンジするか難しいわけです。前後方向の動きと、回転、特に、糸は戻ろうとするので、前後に自由に動きながら、軸と回転がずれるのを抑制する必要があります。内側にいれるパイプの外側に溝をつけて、外側のパイプにガイドをつけるだけですが、どんな溝とどんなガイドにするのか、まだ結論はでていません。多分、何回か作りなおすことになるのでは無いでしょうか。
 糸を巻き取る側のボビンと、送り出し側のボビンをどうするかも結論は出ていません。送り側は、市販のボビンで問題ないと思いますが、受け側は、同じものだとあふれてしまいますから、木を削って自作することになりそうです。
 その場合、作ったロープの保存にそのまま使うようにするか、或いは、毎回、保存用の糸巻きに移し変えるかも、まだ考慮中です。

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