新しい艤装台の最初の仕事は、コンスティテューションのカットモデルの艤装にすることにしました。
キット付属のチャンネルプレートにキット付属のデッドアイが並ばないという、あきれ返った部品なので、チャンネルプレートを新たに作ります。
ついでに言うと、このモデル、カットモデルで内装を見せるキットのくせに、中がめちゃくちゃです。いい加減に、樽とかポンプのクランクとかを配置するようになっていて、まった . . . 本文を読む
懸案だったジグ類を、一気に作ってしまいました。
プランキングとかをしようかとも思ったのですが、ジグの方が準備が整っていたので、半田台だの艤装台だの、シージングマシンだのを完成させました。来年は、la Jachintheを完成させて、次に、シーウィッチか、バウンティに取り掛かるか、造船所のジオラマを作るか・・・。
色々作りたいものもありますが、ステップを踏んで難易度を上げて行こうと思います。
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造船所のジオラマキットがあります。
主役の船が難しそうなので、ずっと眺めてるキットです。ホワイトメタル製のフィギュアが二体と、作りかけの漁船(フレームが組み上がった状態がジオラマ完成の状態です)、種々の工作道具、図面(ジオラマで見せる図面です)ストーブに飾り窓などなど。フィギュアと工作道具以外は、スクラッチするのも同然の状態です。(帆船キットの常ですね)
以前は、帆船模型は箱に入って売って . . . 本文を読む
甲板の上に設置されているので、作らないわけにはゆきません。
三面図があれば良いのですが、あいにく大雑把な図面しかないので、細部は良くわかりません。
イギリス艦なら、ストーブの図面も豊富なのですが、フランス艦なので、あまり手元に資料がないので、頼りない図面を元に何とか作ることにします。
図面では基部だけで煙突がなく、絵を見ても煙突らしきものは描かれていませんので、基部までを作ることにします。 . . . 本文を読む
ボートの木型が完成しました。
条板の位置も記入しましたので、これに合わせて貼りこんでゆきます。あくまでアタリ程度なので、重要なのはフレームと条板線の交点だけです。
作業を楽に進めるために、自在バイスで保持しています。
保持には、端材を頭を切った釘で木型の下に固定しています。
自在バイスは、角度が自由に変更できるので、小型のもののプランキングなどにはもってこいです。
中央の溝にステムと . . . 本文を読む
艤装をするときには、いろんな種類のロープを使用します。
いちいち箱にしまっていたのですが、結構面倒なので、棚に引っ掛けておけるホルダーを作る事にしました。
写真上の板が背板で、右が取り付けられた軸押さえです。
3ミリのアルミ棒を曲げて作りました。それに5ミリアルミパイプを差し込んだ状態です。
写真下がもう一方の軸受けです。
左の小さいコの字の部分で軸を受けます、その隣のコの字で背板を受 . . . 本文を読む
船体に記入した条板の位置です。
フレームに記した位置を繋いだものです。
ここから、各条板の幅をチェックし、特にスティーラーと呼ばれる、途中で止まっている条板周りの幅を中心に修整して行きます。
更に、船体の曲線が急な部分のカーブを適性に修整します。
この作業が終了したら、一旦、この線を平面に転写します。
方法は、フレーム位置にメンディングテープを貼りトレースするだけです。
それを展開し . . . 本文を読む
工作室も片付いたので、作業を再開しました。
各フレームにおけるプランク材の位置を図面から転写しました。
次に、ウエールという船の一番幅の広い部分に位置する厚めで幅広の外板を張ります。
この板をまず張るのは、この板は、船の前後でテーパーがつかないから基準にしやすいのと、ウエールの位置は甲板があるので、やはり基準にしやすいためです。
今回は、最大幅の部分が露天甲板(この船の場合はメインデッキ . . . 本文を読む
プロクソンの旋盤とミーリングのセットです。
本来は、主に大砲など艤装関係の製作に購入しましたが、主にジグや道具製作に活躍中です。
金属の加工はもっぱらこのマシンに頼っています。レールなどのモールディングをつけるための工具もこれで製作しました。
ミーリングのみの加工は、大型モーターのドレメルとXY移動のテーブルの組み合わせのほうで行いますが、円材への加工(ロワヤード中央部の八角形の切削など) . . . 本文を読む
工作室を整理して棚を増やしたので、道具関係と機械関係の二つにわかれました。
こちらは機械関係とその部品類を収納しています。
今はむき出しですが、これにカバーをつけて目隠しにします。
カバーをつけるのは、もう一つの棚も同じです。
側面にはキッチン用の網をつけて、工具箱とか小型製図セットなどをかけてあります。 . . . 本文を読む
ようやく工作室の整理が終了しました。一番時間かかったのは材木の整理です。
この半年で、別のところにある工作室から運んだ道具が結構増えて、その整理にも時間がかかりました。
テレビも液晶に変えて部屋を少しでも広くしたいのですが、本とか旋盤とか買いたくなるので、やはり後回しに・・。本格的に見るのはプロジェクターだし、テレビは写ってりゃいいか、と優先順位が低くなります。
整理がすんだので、そろそろ . . . 本文を読む
デルプラドが倒産したニュースを今頃知ったのですが、そのおかげで、なんだか胸のつかえが取れてすっきりしました。
結局、帆船模型って言っても、所詮は木しか入ってないので、要は、図面を板に移して切り出す事さえすれば、キットもスクラッチもあまり変わりません。
特に詳細な図面が出ているものについては、かえってキットよりいいくらいなものです。
スクラッチが大変になるのは、簡単な船体図しかないものを作る . . . 本文を読む
プラモとか作っていたときは、買ったもののなかなか作らず押入れに積んどくなんてことが良くありました。箱とか開けて作ろうと思い、あれこれ改造するところなどを考えているうちに億劫になりまた積んどくを繰り返すわけです。作る模型は、買ってきたらすぐ作るし、作らないのは、いつまでも作らないわけです。
帆船模型にシフトしてからは、積んどくような箱はなく、材料の木が置いてあるだけで、あとは、本が積まれることに . . . 本文を読む
色々考えたすえ、工作室の移動は取りやめに・・・。
棚の整理をして、重い重い旋盤は、毎回使うたびに移動させることにしました。(アメリカの家庭みたいに、大きなガレージが欲しいものです。)
結局種々の部品が入手困難なためお蔵入りにする旧ユニマットは、仕舞うことにします。(当面は木工専用でマストやヤードの削りやペーパーがけに使用しますが・・・。
広さが確保できるところなら、道具類は引き出しに仕舞い . . . 本文を読む
SE発売以来、少し工作のペースが落ちています。
現状を整理すると、ボートのモールド完成、船体の土台完成で、それぞれ、プランク材のプロポーション出しの作業です。
艤装品の方は、18ポンドカロネードが一門、楡の木のポンプが二本、カウンターとタフレール、フォアマストのピンレール、ステムとビークヘッド、キール関係の化粧板が完成しています。
未成品は、チャンネルのボリスター(受け台)、ホースホールの . . . 本文を読む