7月のアズーロさんのイベントでオーダーしたリングが出来上がった。
かなり大きな「ロイヤルブルームーンストーン」
青色のシラーがとっても美しくて、
それを支える枠のローズカットも控えめで上品。
☆ロイヤルブルームーンストーンリング☆
今日はあいにくと曇り空なので写真の光は鈍いけれど、
本物はもっと透明感のある美しいムーンストーンだ。
このリングには仕掛けがあって、
ムーンストーンの下(と言うか内側?)に、
一粒のローズカットダイヤがセッティングされている。
倍率の高いルーペで見るとそのルースもはっきりと見ることができる。
人から見えないのに?
でもそれが付けている自分だけの楽しみというか、
ジュエリーの面白さだと思う。
最近はとても良くできたCZのリングも見かける。
石も大振りではなくて0.3ctくらいに抑えられていて、
回りの爪の細工もかなり精巧に作られているので、
ジュエリーに詳しくない人だと一見してCZとは見破られない。
ハイクラスのCZというものも出回っているので、
枠をK10WGなどで作ればダイヤと見分けは付かないだろう。
まぁ、男性がこれでいいっか!などと思ってプレゼントするには、
価格的にも手頃だし一向に構わないのだけど、
自分がここまでジュエリーにのめり込むと、
他人から分からないということだけでそんなものを選ぶことはまずない。
それは「自分が偽物だと分かってしまっている」からだ。
ジュエリーは自分だけの楽しみでもあると思う。
本物の、極上の、貴重な・・・そんなルースを仕立てているからこそ、
付けている贅沢があるのだし、
他人から見て「すごい大きさの(CZ)ダイヤだわ」と思われることが、
本当の目的ではないからだ。
更に本物の耀きを知ってしまうともう偽物には戻れない。
ダイヤですらVS1クラスのものを見てしまうと、
美しさでは遜色ないと思われるSIでは物足りなくなる。
素晴らしい石には吸い込まれる魔力がある。
お値段は二次曲線的に上がっていくけれど、
それはそれだけの価値があると分かってしまっているからだ。
安いからといって飛び付くと、
あとでそのリングやネックレスを全く付けなくなるという・・
悲しいことになってしまう経験があるから、
そこの妥協は一切しないという勉強もした。
例え2本のリングが買える値段であっても、
1本のお気に入りを買う方がはるかにいい。
大事にしますね
くぅ