ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

自転車で、本州から九州に渡ろう!

2017年12月10日 | 自転車の旅 国内
山陽道は海沿いの道を行く。
どこまでも、

海。

どこまでも、

海、
そして、

海。

しつこい?

山陽道のいくつかの町を経て、
道は概ね平坦で平凡。
穏やか。

山陽道は名前の通りで、晴れた日の多いあたたかな道。交通量はそこそこあるけれど、近年山陽自動車道が開通、中国自動車道と並んで2つの高速道路が長距離トラックを引き受けたおかげで以前よりも断然走りやすくなったと思う。

そのうち、
道、終わる。

下関で国道2号線ついに終わる。

関門海峡。

源平合戦の壇ノ浦。
幕末の長州藩が外国船に大砲ぶっ放したとこ。

九州めっちゃ近い。弓矢届くかも。

てか、長州藩の大砲の砲弾は、関門海峡を行く外国船に届かなかったという。
どんだけ旧式なんだよ。

逆に長州藩の砲陣地は木っ端微塵にされ、ようやく長州の急進派達は攘夷無理と目を覚ます。以後倒幕へと急舵を切ったという、あの関門海峡(馬関)だ。

ウンチク長すぎました。(汗

たしか関門海峡トンネルの
歩道入り口あるはずだけど…

海沿いに、下関市内をウロウロ。

少し小郡側に戻る。
橋、でか!

あったあった。

橋のたもとの、ちょい小郡側。

トンネル入り口。

エレベーターで地中深くに潜るのだ。

お金払う。

自転車は20円。

エレベーターの、


中に入って、


ゴトンゴトンと降りていく。

割と深い。

海峡の下を進もう。

割と通行人多い。

自転車は押して歩く。

スクーター押してる人、ベビーカー押してる人、ジョギングしてる人、
地下にも、いろいろな人がいる。

真ん中だ!

頭上は馬関のど真ん中だな!

1km弱。あっという間に

九州だ!

またエレベーターで地上に出た。

これ九州側。

海峡を九州から本州を見る。

本州側は賑やかだったのに、九州側の橋のたもとは閑散としてる。

また走り出す。

風景は変わらないけど、

あら、まだ国道2号線だった。

しかし、この先50mでついに2国は終わった。

道が広くて嬉しい。

福岡、良いねえ!

小倉(こくら)を目指す。

ロードサイドにマクドに王将、誘惑ハンパない。

小倉、都会感ハンパない。

きょうのホテル探す。

都会すぎー!

ちょっと怖い。

ホテル見つけたけどさ、

どこから入ったらいいのか、わからない。

結局、男らしく、自転車ごと正面突破した。
わはは。

俺、オーストラリアでもフリーマントルの三ツ星ホテル、自転車で突入したもの。

そん時は、ナラボー平原走り抜いて大陸横断達成したばかりだったから、フカフカのベッドとバスタブのお風呂に心奪われてた。

度胸はあるよ!
(どんな度胸だよ!)

明日の朝食バイキングは、野菜と果物をモリモリ食べるぞ!

食べる宣言!


明日から九州ラウンドだ!