風の丘だより

　雨あがり　今が盛りと　蝉しぐれ

　

　
　昨日、スーパー自転車漕ぎに「自分に負けんことです」と云われたこと。
　夏の盛りの蝉しぐれに負けじと午後、七塚原高原までの上りを漕いだ。
　汗ダクダク、息タヘタヘ、脚カクカク‥　それでも気持ち良かぁ～


　【本日の練習】O.T.O‥Debut!はいつなん？

山行断念と出雲大社チャリ参拝ルート下見ドライブ‥の巻

　昨夜からの天気予報とのにらめっこで、当日朝７時に山行中止の連絡を参加者全員にする。
　雨中の山行は何度か経験あるが、初めての人は雨具や防水靴の準備がない為と、何より雷が怖い。

　‥で、それでも一人だけ山行の準備もした福山Cityからのさんちゃんは、予定通りの９時半チョイ過ぎにやって来たのだ。

　ちょうどその時間帯、店の周りは大雨で山行中止を確定し、９月の出雲大社までの自転車参拝の新ルートの下見をすることに
なった。
　先週の赤カブショートツーリングの常清滝までのルートを過ぎて、まず島根県は美郷町を目指す。
　江の川沿いで起伏無く走りやすそうな３７５号線だ。　すけあくろうから約７０kmの距離。

　そうして此処からが正念場の三瓶山までの上り約１０kmなのだが、確かにきつそう。ま、レースじゃあないんで、押して歩くもまた楽し。

　　西の原から男三瓶と孫三瓶を望みながら、「晴れるんなら山支度して来りゃえかった」とこの日何べん云うたことか‥。

　此処から大田の街まで下って、そこから日本海を左手に見ながら９号線を北上し出雲に入る。
　約１２０km、６、７時間のチャリ参拝になろうかと思う。

　その後二人を乗せたさんちゃん号は、亀嵩方面に舵を切り、船林神社を目指す。
　船林神社は、雲南市の県道２４号線沿いにある長さ約２００m、高さ約２０m、頂の幅約７mの大きな蒲鉾状の形をした丘の上に鎮座するのだが、この珍しい形状故に、高橋克彦著「竜の柩」には、この下にロケット（葉巻型のUFO）が埋設されている‥と書かれているのだ。ピラミッド探検隊員の二人の触手を刺激するのは当然のことで、その鳥居の外側で昼食をとらせて貰いながら想像を膨らませるのであった。　　　　

　こうして雨のため欠航した山行便は、船がつながれた地に流れ着いたのであった。


　【本日のアドバイス】奇しくも本日のランチタイムに昇りに滅法強いロードレーサーがやって来た‥ので、昇りのテクニックがあれば教えて下さいと問えば、「自分に負けんことです」の一言につづき、「それにギアは一番軽いんでええんです」の有難い言葉に気をつけして、「ありがとうございまっす！」

試合中止か‥にヤキモキ

　　　　　　

　大雨で被害が出ている所のことを思えば贅沢なことなんじゃが、今日の夕方６時から始まるカープとヤクルトの試合はやるんかやらんのか、当店、【親どりの塩焼き】がかかっている‥ので、やって頂戴マセ。

　たった今、瀬戸内対新庄の１５回裏が終わった。
　明後日、再試合。
　ノーアウト満塁を抑えた新庄の田口、１５回を１安打に抑えた瀬戸内の山岡の両投手が握手した笑顔に、おじさんグッときた。


　昨日は、多楽祭と云うライブで、お隣の三次Cityが大きな祭りをしているにもかかわらず９組の参加があった。

　相棒のヤマナカフミオも（上の写真：右）、プロシンガーを目指す森永君も（中）、キャプテン畑中も（左）、他の参加者もええのを聴かせてくれたのだ。
　一度是非、参加して欲しい。

　‥、

　【本日の気持ち】今年の夏の高校野球広島県代表は、「特別枠」で、新庄高校と瀬戸内高校の二高‥にしんさい。

いざ！マツダスタヂアム！

　‥と云うても、関係者が集うわけじゃない。

　２８日の日曜日、「庄原物産展atマツダスタヂアム（仮称）」で、【親どりの塩焼き】を出店するのだ。
　当日のカープの対戦相手は東京ヤクルト・スワローズ。お茶の子さいさいでカープが勝つのだ‥が、【親どりの塩焼き】も売り切らねばならんのだ、当店としては。
　当店の女将が、手ぐすねひいて待っているので、そこはひとつ宜しくお願いしたい。


　そうして明日の晩は、「多楽祭・文月編」という参加型のライブ。19：30～はじまる。誰でも参加、出演出来る。


　【本日の草刈機】昨日の朝エンジンが掛らんかったんで、農機具屋へ修理をと持ち込んだら、昼過ぎに直りましたと電話アリ。午後から引き取りに行って、何処が何が悪かったと問えば、燃料に水かゴミ、プラグを交換したと云う。単純な原因でも自分で直せない‥まだまだ此処ではあまチャンじゃ‥と反省しきり。

元気が一番なのだ‥の巻

　軽度の脳梗塞を患うた時、友人は当時四十代半ばじゃったが、今じゃ元気で生業の野菜作りに精を出している。それまでの彼は、無茶しても「死ぬ時はその時よ」と豪語する程の豪傑であった。サクッと云い替えれば、勇ましかった。

　苦しゅうて、どうもならん様になって自分で救急車を呼んだ。
　‥で何とか、後遺症も無く普通の生活が出来る身体を「キープ」している‥そうな。
　「あれから、わしゃあ、怖ろしゅうなりました。ちょっとでもあの時と同じ様になったら恐い」‥だから、定期検診は欠かさないと云う。

　もう一人、六十を過ぎた時、脳梗塞で倒れ左半身が利かん様になった友人が居るが、３年目の今、杖をつきながらチィとずつでも歩けるほどになっとって、「元気になってナバ採りにまた山へ行きたい」と、一昨日顔を見に行った時云うとった。「行きたい」とか「やりたい」とか、人間が自らが生きようとする時の証の言葉に聴こえた。

　わしの死んだ叔父が生前云うとった。
　「金を失くしたら損、友人を失くしたら大損、健康を失くしたら丸損」


　摂氏３４℃の中、チョイと痩せた山岳犬（自称）かんぱちと、裏庭の散歩に出掛けた。
　昨日歩いた青嶽山も、　今度の月曜日に登る吾妻山も、　暑そうじゃった。

　唄が下手ッピィ（当社比）でも、金が無うても（当社比）、男前じゃのうても（当社比）、毛が薄うても（当社比）、元気が何より、元気が一番なのだ。


　【本日の希望】七十過ぎても肚から出る声で唄えとりますヨーニ。