犬と日々のあれこれ

犬のしつけ・出張訓練をしています。
日々の出来事をいろいろ

競技会2日目~3日目

2011-10-10 | 日記
競技2日目午前中は、チームメイトの追求競技を見に行ってきました。
条件は、地面が前日よりは少し柔らかくなりましたが、相変わらずの難しい条件。

高得点の犬を見ていると、多くの犬がリードをピンと張って、コースは点ではなく、ゾーンで追っているようでした。
足跡は点で追うように、リードは張らずに…この方針で訓練してきましたが、彼らの訓練方法はどうも我々とは根本的に違うようです。
追求の訓練も日進月歩。
どの練習方法が正しいのかは分かりませんが、もう今やっている練習はひょっとすると時代遅れなのか…?
本当に難しい条件になったときが全然ダメですので、また思考錯誤して訓練してみます。

しかし、大会3日目の午後は雷雨になり、激しい雨が降りましたが、それでも追求で高得点の犬がいたことには、本当に驚きでした。
臭いなんて雨で流れてしまってるはずなのに…。まさに怪物ですね。



かわって、ミランの防衛。
追捕でタイミングが合わずにチョイ噛み。その後の背面護送に移る前ヘルパーが後ろに下がったときに片袖にちょっかいを出し、そのままヘルパーに追随しそうになりました。
背面護送にうつってから以降は、良い作業内容でしオた。
監視が素晴らしいところが(←指導手を無視してるから、と言えなくもない)この犬の強みでしょうか(^^)結果は88点G評価。
まだ教えなければいけないことはたくさんありますが、防衛に関しては、大問題はありませんので、きっと更に良くなってくれることでしょう。



そして大問題な最後の科目の服従。

スタートで全く合わず、その調子で集中力のないまま競技続行。
2キロダンベル持来では、ダンベルをくわえたまま、指導手(ハンドラー)を素通りしてしまうボケぶり。練習でもやらない失敗をやらかしていました。
指導手のところに持って来ることを、これからの練習で強烈に意識させないといけませんね。
脚側行進のコマンドを変えることを含め、色々と大改造を検討中の服従です。


ミランという犬で一年目から結果が出るとは思っていませんでしたが、ここまでボロボロとは(^^;

やらかし野郎には、もっと強い義務感を与えることが急務です!
逆に、一年目でここまで悪い部分を出してくれたことをこれ幸いとポジティブに考え、また来年の競技につなげていきたいと思います。

何をやらかすか予測がつきませんが、前のRAVENよりも、やり甲斐のある楽しい犬です(^^)


これからは『安定』よりも『スリル』の時代ですから←わけの分からん締め。

皆さんまた懲りずに応援よろしくお願いします!

しかし、安定感のあるスーパードッグたちはやはり素晴らしいです!
指導手に対するあの集中力や状況による切り替えの早さは、中々教えてできるものではありませんから…。天性のものですね。羨ましい。

そんなスーパーな犬にミランも少しでも近付けるよう、日々訓練しかありません。


冬のバカンスもお預けミランでした。

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