怖い都市伝説

この美味しそうな霜降り肉は、本文とは全く関係ありません。



昔昔あるところで、競技会の観戦をしていたところ、側にいた数人のグループの会話が耳に飛び込んできました。

なんでも
うちの犬は、普段から散歩のときなどにやたらと地面の臭いを嗅ぎまわっているので、どうも追求作業の才能があるようだ。
だから追求をやらせてみよう、とのことでした。
(-ω-)

地面の臭いを嗅ぎ回る犬＝追求の才能がある！
しかも鼻を地面に擦り付けて嗅ぎまわってると、『鼻づかい』が良いらしいです(^^;

飼い主のこと無視して、雑臭を嗅ぎまわってるだけのただのダメ犬ですやんか。


犬の世界には、こんな感じで様々な『都市伝説』があります。
例えば、ヤンチャな犬も三歳ぐらいになれば落ち着く（落ち着く年齢は諸説あり）とか、ラブラドールは盲導犬になる犬だから、おとなしくて賢くて何でも直ぐに覚えて飼いやすい…
小型犬は散歩しなくてもよい、とかとか……


これをちょっと人間に置き換えてみると。

ヤンチャしてた人もハタチを過ぎると途端に立派な社会人になる。

日本人は頭が良くて親切である。

あなたは一生外出せずに、ご飯食べてウンコして、テレビ見て寝て過ごすだけでハイクオリティオブライフを過ごせるのか？


犬の『都市伝説』も、人間に置き換えてちょっと考えてみれば、何だか無茶でヘンなことを言ってることがすぐに分かります。


今度は、最近よく言われる『犬の社会性』とは何ぞや？ということを考えてみたいと思います。



最後になりましたが、７月の行事予定は特にございません。
梅雨も明けると暑さも本番。
どなた様も節電し過ぎず、快適にお過ごし下さいませ。

９ヶ月ミランの追求

昔のデータを整理してましたら出てきましたので、アップしました。
この頃は体が妙に傾いていましたので、ブッチャーを使っていましたね、そういえば。





次回はミラン９ヶ月の服従訓練をアップします。

双子な兄弟

霧ヶ峰での今回の競技会では、ジェイドの同胎の兄弟犬に再会。


さて、ジェイドはどっち？

仔犬のときに、ジェイドとこの犬にするか、散々迷って、最終的にジェイドに決めたというエピソードがあります。

左側がジェイド

大体、同胎の兄弟と言っても、最初から個体差がありますし、育つ環境や育て方が違えば、一年もすれば全く別犬になってる…というのが私の持論でした…が、この兄弟は瓜二つ兄弟でちょっとビックリでした。

雰囲気．性格．訓練犬としての能力やクセ…飼い主の話しも総合すると、何だかとっても似ていました。
訓練で苦労している点まで似ていたのですから(^^;

これからきっと、ジェイドの良きライバルになってくれることでしょう(^^)

お互いの成長が楽しみです。






そして
もうひと方

ミランの父親。


競技会では何度も拝見したことがありましたが、競技を引退して、こういう普段着の姿を拝見するのは初めて。

不肖の息子ミランですが、果たして父親は！？

成る程、この親あってこの子あり(^-^;
様々な共通点を発見しました。
この親父さま、１０歳と思えぬパワフルさはお流石！

息子の活躍(？)を見守ってて下さい。




(答)右側がジェイド

霧ヶ峰再び

先週末は、ＦＣＩ ＩＰＯ世界選手権日本代表選考会の見学＆ミランの訓練ｉｎホンマもんの競技会の雰囲気…を実行するために、長野県は霧ヶ峰高原に行ってきました。


ここ霧ヶ峰にはやはり十余年前に、同じ競技会を見学するためにやってきたことがありました。
まだ訓練士として独立する前の、下積み時代のことです。

その頃は、日本のＩＰＯの黄金時代で、キラ星のような名犬たちが勢揃いしていました！
そんな名犬たちの競技を目の当たりにして、自分もいつかこの舞台に立ちたい！という思いを強くしたものです。

…そして時はめぐり、そんな舞台にもようやく立つことができるようになりました。
４月に開催された、ＷＵＳＶの予選を通過してるため、今回は出場はせずに見学だけでしたが。


訓練の行き届いたハイレベルな犬たちの競技を見ると、訓練のいろんなヒントを頂くことができ、本当に良い刺激を受けます。

そして、このレベルの犬をつくり上げるまでの道のりが、決して平坦でないことを、同じ競技者としてよく理解もしていますので、そんなドラマもひっくるめて、大変楽しめる競技観戦でした。

それから、いつも一緒に練習をしているクラブのメンバーの両者が、練習の成果を遺憾無く発揮できたことが、何よりのおみやげになりました。
選手の皆様、及び大会関係者の皆様、大変お疲れ様でした。

代表に選ばれた方々の世界選手権でのご健闘ご活躍をお祈り申し上げます。


※友情出演は、ケリーさんとポアロさんでした。

選考会の動画 追求

ＷＵＳＶ世界選手権日本代表選考会、追求の動画をアップ致しました。



途中犬が迷ったときに、当該犬と指導手本人よりも、応援団の方が非常にハラハラしているのが、音声にて分かります(^^;
お陰様で、練習の成果が出た競技内容でした。
いつも応援ありがとうございます(^o^)