最近グリーンウィルには、雑種のお客さんが多い。
『雑種』という言葉を嫌がる人もいるけれど、雑種は雑種。
それ以上でもそれ以下でもない。
飼い主にしてみれば、雑種だろうが純血種だろうが、頭悪かろうが、
器量が悪かろうが、とにかくどんな犬でもうちの犬が一番可愛いんじゃい！
というのが正直な気持ち。
ところで、最近では『デザイン犬』などと言って、
種類の異なる純血種同士をわざと掛け合わせた犬（雑種）を
ペットショップなどで販売してることもあります。
これを見たとき、何かもう悪い冗談かと思いました(笑)
何でもいいから、売れてお金になればいいんです。
『店長おすすめ』なんて言ってのけるとこあたり、
トホホでプロ意識のかけらもないです。
これは、その犬種とその犬種を作り上げた人々に対する冒涜以外の何物でもないです。
素人の自家繁殖も５０歩１００歩ってとこですが。
話しは反れましたが、最近の雑種のお客さんたち。
それぞれに、感覚が超鋭敏だったり、悪ふざけが過ぎたり…
少し癖はありますが、どの犬も、冗談が通じて話のわかるイケメンと美女(^^)
そんじょそこらの純血種の犬よりはよっぽど賢く、味のある犬たち(^^)
しかし、この賢さ、人間が利用しやすい賢さではなく、
そんな簡単に言うこと聞いてやんないヨ、という曲者な賢さなところもまたオツなところ！(^^;
個人的には好みのタイプの犬たち。
ジャーマンシェパード好きを自負していますが、その次に好きなのは、
こういう日本犬タイプの雑種かもしれません(^^)
最初は冗談が通じず、何でもないことでマジ切れする犬も中にはいましたが、
訓練の成果あって、冗談の通じる扱いやすい犬になりました。(ここ大事なポイント)
人間でもそうですが、冗談が通じず、しかもキレどころがよく分からない人がたまにいますが、
そういう人は本当に付き合い辛いですので、敬遠してしまいがち(^^;
犬も一緒で、ツンツンとんがった性格だと、人から可愛いがられず、全く人(犬)生損してしまいます。
持って生まれた性格や性質というものを根本から変えることは困難ですが、
育て方や飼い方しつけや訓練で都合の悪い部分をなるべく出させないようにすることは可能です。
普通の家庭犬(ペット)として飼うのであれば、雑種も中々良いものです。
