犬と日々のあれこれ

犬のしつけ・出張訓練をしています。
日々の出来事をいろいろ

ジーガーショー一日目

2011-10-31 | 日記
WUSVアジアジーガーショー始まり始まり。

とても立派な目録。


一日目は、幼犬クラスの審査と成犬クラス(牡牝共)の防衛テストが行われました。






本来は、この防衛テストで合格しないと個体審査に進めず、評価を得る事が出来ませんが
今回は、個体審査に進むことは出来るものの、VA及びV評価を得る事ができない、という措置になりました。

初めて見るショードッグの防衛テスト。
IPO.シュッツの科目からすると、あれ?何だこれだけ?という内容。
難無くこなす犬もいれば(と言っても相当な練習を積んでると思います)全くやる気無しの犬もいて、ショードッグに防衛作業を教える難しさを感じました。
元々は防衛作業の素質は持っているのでしょうから、幼少の頃から意識づけやトレーニングを積めば、こなせるのでしょうが…。

ビューティーコンテスト専門に繁殖されてきたシェパード犬は、トロットを踏むには最高の体型ですが、作業をするにはちょっと重たい身体になってしまいました。
防衛作業を見ていても、精神的にもちょっと弱いのかな、と思われる犬が多かったのは、残念なことです。
天は二物を与えず…と言うか、人はジャーマンシェパードに二物を与える事ができませんでした。
ショー系はショー系、作業をする犬は作業をする犬で、同じジャーマンシェパードという犬種でありながら、姿形.能力までも、全く別物に進化してしまったようです。
他犬種でも同様のことは言えそうですが。


そして最後にナッハコメン(子孫グループ審査←父親が同じ兄弟犬のグループ毎の審査)が行われました。

ナッハコメンは、3~4ヶ月の幼犬から2歳以上の成犬まで、兄弟犬がズラリと並びます。
大小取り揃えました!という感じで、成犬に混じり3ヶ月ぐらいのばぶぅな幼犬がトロットを踏んでる姿は、何とも微笑ましいものがありました。

こうして一日目の日程は全て終了しました。

アジリティ競技会

2011-10-29 | 日記
本日はオプデスのアジリティ競技会でした。


雨の降る中、飯田まりんちゃんが力走してくれました。
AG2度で、タッチ障害を一つノータッチでしたが、完走。3位に入賞しました。
次回はクリーンランを狙いましょう!お疲れ様でした。

大邱到着

2011-10-28 | 日記
大邱に到着すると、すぐにその足でスタジアムへ。




世界選手権の行われたウクライナのスタジアムよりも随分立派!

日本から来た出場者の方たちが、防衛の練習をしていました。


ショードッグと言えども、防衛テストは必須のジャーマンシェパード。


そしてイベントプログラムが掲示されていました。


シェパードのドッグショーだけだと思っていましたが、何だか盛りだくさんで楽しそうですよ(^o^)/

博多港~韓国釜山港

2011-10-28 | 日記


韓国大邱で開催の第一回WUSVアジアジャーマンシェパードジーガーショー(訓練競技会ではなくドッグショーです)を見に本日より韓国入り!

今回は見るだけ、犬無しお気軽旅行♪

博多港から高速船が出ます。


飛行機のように、面倒な搭乗手続きやセキュリティチェックもなく、港にぱっと来てぱっと乗れて、快適船旅で、たったの3時間で釜山に到着です!
出発.帰国日を選べば、往復¥10.000の激安チケットもある高速船ビートル。早い!安い!便利! 福岡都市圏にお住まいの皆さん、是非韓国旅行の際はご利用下さい(^^)

ということで、「あっ!」と言う間にぱっと釜山に到着♪



いきなりお昼から豚ヤキニクを食べ


元気モリモリ大邱に向かいます。

カバチたちのウクライナ2

2011-10-27 | 日記
前回はウクライナの野良犬のことをご紹介致しましたが
今回は、彼の地の飼い犬について見聞きしたことをお話致します。


競技会場で見掛けたのは、ドーベルマン、ロットワイラー、ピットブルやマスチフ系の犬がほとんど。
ウクライナ人は、イカツイ系の犬がお好みのようです。
ジャーマンシェパードの競技会だと言うのに、競技犬以外のシェパードは、仔犬の生体販売(←欧米では一度も見たことない)以外はあまり見掛けませんでした。
ウクライナはEU加盟国ではありませんので、現在でも断尾、断耳はオーケーで、耳のピンと立ったドーベルマンが会場をうろうろしてました。

他に、ラブラドールやコーギーの仔犬も来てて、ほっこりさせられました。






昔ラジオ番組で、ロシアでは、前述のような大型犬を、散歩に来た飼い主が公園などでおっ放してしまうものですから、咬傷事故が相次ぎ、社会問題になっているという話を聞いたことがありました。
他のホテルに泊まってた人の話では、ここウクライナでもそのような光景を見た!怖かった!とのことです。
ウクライナもロシアと一緒のようです。
競技会場での生体販売と言い、犬文化の成熟したヨーロッパ諸国に比べるとまだまだのウクライナでした。