カマキリが卵を産みつけて、昨秋から使用禁止になっていた布団叩き。
先日ふと思い出し、放置してたそれを見てみると
今!正にカマキリの赤ちゃんが生まれてるところでした。
想像では、あの小さいカマキリが殻を破って出て来て
すぐにチョロチョロと動き回るものだと思っていました。
実際、卵の周りでは赤ちゃんカマキリがチョロってました。
が、誕生の瞬間を見ると
殻の隙間をこじ開けて出てきたのは、ウジ虫と見紛うような粒状の物体。
何かに寄生されて、その寄生虫の子供が出てきたかと思いましたが
それがカマキリの赤ちゃんでした。
鎌や脚が折り畳まれた状態で生まれてきて
体が開くまでの1〜2時間は無防備な状態。
固い卵の殻のカケラが体にからまってたりすると、脚を開くことができずそのまま死亡
とか
殻から生まれ落ちたところが蜘蛛の巣で、生まれた瞬間即餌食
とか…
お気の毒なことですが
生まれてマトモに歩けるようになる前に、かなりの数の個体が死亡してるようでした。
人間も生きていくって大変ですが
自然界はもっと大変なことになっているようでした。