Lightning

歩き続けた先に見たいのは 想像を超えた風と光

喧嘩から気づいたことと邪推

2012-05-23 21:07:38 | 明日も君を愛していられるように
頭ではわかっているけれど、
悪い予感なんていくつでも浮かんでしまう。

「どうして?」
彼がすきだから、かなしい。

この社会がわるいのかな?
それとも、わたしが甘え過ぎなのかな?



***

日曜日に、喧嘩らしい喧嘩をした。
「そんなことで怒らないよ」
と怒った調子で言わせてしまった。
「謝るぐらいなら、はじめから、しないで」
そうやって、また、縛り付ける。

ああ、いつかと似てるって思った。
私が嘘をついたこと。
嘘がばれて、彼が怒った。

そうか、最初の彼氏に、だ。


よくない傾向だなーって思って、
自分から彼と距離をとった。
デートの予定の日が、別行動。

追ってきてくれなくてよかった。
ひとりになりたかった。
一緒にいると楽しいから、ちゃんと考えることもできなくなる。

考えたら、ちゃんと気づいた。
嘘をついた、という事実は最初の彼氏のときと同じでも、
嘘をついた理由が、全然違っていることに気がついた。
最初の彼氏のときは、いろんなことが面倒だったから。
今は、彼に嫌われたくないから、ついた。

あー彼がすきなんだなあと思った。
まだ付き合って半年とかだけど、
こんなにも、嫌われたくないって思ってる。

でも、ならそもそもそれをするなと言われてしまうと、
それもまた違う。
断り続けてきた同期の誘い。
それでも誘ってくれる先輩&同期。
私は、単純に嬉しかったし、
彼らの好意にも答えたかったんだなあ。
私は、彼以外の環境のこともすきらしい。

その狭間で、どうしたらいいかわからなくなって、
どっちもとろうとして、嘘をついた。


正直、どうすればよかったのかなんてわからないけど、
謝るぐらいなら、するな、というのはつらいなあ。
やっぱり、その狭間に陥ったときは、
どっちに何をしても、「ごめん」って思うから。

謝るぐらいならするなと言われるなら、
もう謝らなければいいのかなあ。
そうすれば、私から罪の意識は消えていくかも。
でもそしたら、同僚よりも彼のことを選ぶことがなくなっていってしまいそう。



彼のことをひどくすきだということに気づいた日曜日。
同時に、少しだけ、彼のいない世界も大事にしていかないとな、って思った。

***

そんなあとだから、
急に彼の帰るのが遅くなると、変な邪推をしてしまう。

頭ではもちろんわかっているのだけど。
いくらでも嫌な予感なんてできるんだよ。
だって、すきだから。



やっぱりまだ嘘をついたことを怒っているのかなあ?
体調の悪い私と一緒にいるのが嫌だから帰ってこないのかなあ?

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