将棋の名人戦、第1局は、森内名人が勝った。
実に落ち着いた差し回しで、先手の谷川九段の攻めを切らせての勝ち。
谷川九段が、終盤、ちょっと勝負を急いでしまった感じもしたが、
それ以上に森内名人の充実ぶりが伺える1局だった。
すっかり名人が板についてきている。
各紙で報道されているが、その名人戦の開催権をめぐって、
毎日新聞と朝日新聞が戦っているらしい。
いくつか記事を見て、邪推するに、
たぶん、将棋連盟は毎日新聞に契約金の値上げや、
Web中継の無料化を要求したのではないかと思う。
でも、それが受け入れられなかったので、
より良い条件を提示していた朝日に乗り換える、
という方針が打ち出されたようだ。
もっとも、結論は5月?の棋士総会で決まるらしいので、
毎日の出方次第では、現状のまま毎日新聞で、
となることもありえるらしい。
特にうがった見方をしなくても、連盟は、毎日と朝日を競わせて、
より有利な条件を引き出そうとしているように見える。
裏で何が起こっているのかは知るよしもないが。
赤字をなんとかしないといけない、ということで、
しかたないのかもしれないが、しかし、どうもやり方が
露骨というか、なんというか・・・
そして、それよりも、まさに名人戦が戦われているこの時期に
こういうニュースを表に出す、というのも、なんだかなぁ。
まあ、棋士総会に間に合わせるために、
しかたないんでしょうけど。
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