日々の寝言~Daily Nonsense~

朝日杯将棋オープン戦は永瀬九段が藤井八冠を破って優勝!

朝日杯将棋オープン戦の決勝戦は
永瀬拓矢九段と藤井聡太八冠の戦いになり、
振り駒で先手になった永瀬さんが
用意の作戦(矢倉の出だし※)
で藤井さんを破って優勝を決めた。

菅井さんが挑戦した王将戦が
4-0 での防衛となって、
もう藤井さんが勝つのが
当たり前になってしまっていたところだが、
やっと永瀬さんが一矢報いて、
久しぶりに大きなニュースになりそうだ。

しかも、準決勝では 219手という
入玉将棋を勝ち抜いての優勝は
永瀬さんならではの体力だ。

早指しのトーナメントで、
持ち時間は 40分というのも
永瀬さんに幸いしたようで、
藤井さんは、認識のなかった局面で
先に時間を使わされて、
時間的にも追い詰められた。

その後、永瀬さんは中盤から終盤に
着実にリードを広げて、
そこに藤井さんの見落とし?も加わって、
いわゆる「藤井曲線」のお株を奪う
美しい永瀬曲線を描いて最終盤に入った。

ここまでは王座戦でも見た風景で、
ここから何度も逆転されたイメージが
永瀬さんの脳裏をよぎったのではないかと思うが、
今回は間違えずにしっかり
勝ち切ったのは素晴らしい。

王座戦以降、将棋へのモチベーションを
見失ったというような報道もあったが、
そこから立て直されての一般棋戦初優勝。

永瀬九段おめでとうございます!!!

※下記の動画の佐藤元怪鳥の名解説によると
1/31 の A級順位戦での佐々木(勇)-永瀬戦が
ベースではないかということだった。
佐藤さんの話術は率直だが優しくて面白い。
聞き手の安食さんとの呼吸もばっちりで、
聴いているだけで楽しい。

途中は、なんと、羽生、佐藤の
現会長-元怪鳥の超豪華解説になり、
それでも指し手がまったく当たらない
という・・・

【朝日杯生中継】決勝は藤井聡太名人・竜王ー永瀬拓矢九段 
~佐藤康光九段の大盤解説会ライブ 聞き手・安食総子女流二段~【第17回朝日杯将棋オープン戦】
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