オセロが解決される

GIGAZINE の記事から。

8x8 のオセロは、
先手・後手の双方が最善手を打った場合。
引き分けになるということが AI ユニコーンである
Preffered Networks の研究者によって示された。

最善を尽くすと引き分けになりそうだということは、
オセロの強い人たちの間では
信憑性の高い仮説として語られていたが、
今回、それを計算機を使って探索しまくって検証し
結論づけた、ということらしい。

原著の論文はこちら。

検証に使われたプログラムは GitHub で公開されている。
このプログラムにバグがなければ、
検証は正しかったということになる。

ただし、著者は、もしもバグがあったとしても、
それは修正できる可能性が高く、
結論が覆ることはないだろう、と論文に書いている。

2007年にチェッカーが同じように
引き分けであると解明された際には、
Science に論文が出たと思うが、
今回はどうなのだろうか？

そのときのチームの一員だった、
岸本章宏さんによる解説が、
情報処理学会誌のサイトで読める。

次のターゲットはチェスになるのだろうか？
それはかなりしきいが高そうだが・・・

どうぶつ将棋は、確か、
後手必勝だったと思う。