5月24日放送のHi Hi Puffy AmiYumiを見ました。
エンドロールでは、これまでのエピソードの絶叫シーン(?)の総集編、そして最後に大貫亜美さんが書く「完」の文字。
うーん、終わりなんですね。
もともと終わりも始まりもないカートゥーンですが、私がカートゥーン好きになってから始まってそして終了した作品だけにやっぱり感慨深いものが。
Hi Hi Puffy AmiYumiって私にとってなんだか色んな意味でとっても痛快な作品です。
ひとつには、日本人ミュージシャンがカートゥーンを通じてアメリカで成功したこと。
ひとつにはパフィーのアメリカでの成功が日本に輸入されて、それまでカートゥーンに興味なかった人もカートゥーンを見る機会ができたこと。
Andy Sturmerというパワー・ポップのミュージシャンがカートゥーンの世界で有名になったこと。
日本では「まだ活動してるの?」なんて思われていたパフィーが、カートゥーンとAndy Sturmerをひっさげて日本に逆上陸したこと
・・・あくまで私の視点でのことで、事実と違うかもしれませんが。
とにかくそんなこんなで、ただ面白いだけでなく何だか妙にマイナー趣味心をくすぐられる作品なんです。私にとっては。
ところで"Julie AmiYumi"に登場するJulieちゃん。
Wikiを見るとTara Strongさんが演じていると書かれてますが、クレジットタイトルを見るとLara Jill Millerさんが演じてるとされています。
どっちが正しいのかはともかく、このLara Jill Millerさん。
実は失礼にも私は聞いたこともない名前だったんですが、あれなんですね。
The Life and Times of Juniper LeeでヒロインのJuniper Leeを演じておられる方なんですね。
Millerさんはもともと女優さんで、NBCで1981年から1987年まで放送されたGimme a Break!という大人気のシットコムに出演されたことで有名な方なんだそうです。
このGimme a Break!は、Glenlawnという町で警察署長を勤めるKaniskyさんの一家にお手伝いさんとして来たアフリカ系女性Nell Harperと、Kanisky家の三人娘Katie、Julie、Samを描くホームドラマ・・・みたいです。本編を見れないんでどんなのか分かりませんが。
ここでMillerさんは末っ子娘SamことSamanthaを演じておられてます。Youtubeでドラマのオープニングなんかも見れますが、まだ14、5歳のMillerさんがなんだかとっても可愛らしいです。
ドラマが終了した後、Millerさんは故郷のペンシルヴァニアに帰り、演劇等の活動をしつつ、大学とロースクールを卒業して弁護士の資格を得て(このへんのマルチさがアメリカの人ってすごいなあ、と思うんですが)、弁護士として働き始めるのですが、やはりショービジネスへの情熱が止み難く、ロサンゼルスに戻られます。
その後、声優さんとして活躍され、「家に帰って堅い仕事に就け」とのご両親の説得をよそに「ギャラで医療保険の保険代が払える限りは続ける」(っていう意味だと思うんですが・・・)と頑張っておられるそうです。
今後もご活躍されますように!