トリビア

All Grown Up!の新作（てか去年の話だけど）を見てていろいろと。


いじわるっ子Savannahちゃんの取り巻きとしてときどき出てくるポニーテールの子。
なんつーか、テープを早回ししてるかのような独特の声が非常に耳に残るんですが、今日ふと思い当たりました。こんな声を出す人は狭いカートゥーンの世界には一人しかいない。

・・・Candi Miloさん。

一度気付いてみれば、どう聞いたってMrs. Nora WakemanとかMadame Fosterと同じ声ですね。あ、ちなみに名前はBriannaちゃんでした。今日初めて気付いた・・・ていうか気にした。
さらにちなみにもう一人の取り巻きの子の名前はParis。この子の声を演じてるのはAngelique Perrinというすごくきれいな女優さんですね。あんまりセリフはないんですが、"Miss Nose It All"では病院の看護婦さんも演じてるとこからしてなかなか芸達者な人かと。


"Ladies' Man"と"Lost at Sea"を見てなんとなく不思議に思ったんですが、最初のころのAngelicaのあこがれの男子Sean君はどうなったんでしょうか。すっかり対象がDarryl君に移ってしまってますけど。
Seanと違ってDarrylの声を演じてるのは男性ですね。Dempsey Pappionというアフリカン・アメリカンの俳優さん。なんとなーく演じてるキャラに似てます。


Tommy Picklesを演じているE.G. Dailyさんは去年公開されたMustang Sally's Horror Houseというホラー映画（？）に主演されてますですね。
6人の大学生が売春宿だと思って訪れた郊外の一軒家、そこは実は・・・という話らしいですが、トレーラーを見てなんとも絶句。
詳しい内容はわかりませんが（あまり知りたくもないけど）、E.G. Dailyさんの役はどうもこの殺人売春宿の女主人というところみたい。
まあ、ああいう雰囲気の人ですから似合ってるっちゃあ似合ってますけど・・・声優としてあれだけのステータスのある人がなにもB級ホラーに出演しなくたって、という気がしなくもなし。

Funnypants

前回の文を書くときにいろいろWikiを見ていて気づいたんですが・・・
Numbuh 86ことFrancine Fulbright、通称FunnyちゃんってMr. Bossの娘だったんですね。
Numbuh 4のお父さんはMr. Bossの会社で働いていていて、同じくNumbuh 3のお母さんも同じ会社に勤めていて、Numbuh 2はNumbuh 3のお母さんの部下だから当然同じ会社で働いていて、その会社の社長はNumbuh 86のお父さん。
錯綜してます（要するに全員同じ会社で働いている、という意味では単純ですが）。

ついでにWikiで知ったことを書き出してみると：
・スコットランド訛りでしゃべる（あからさまに訛ってるなとは、さすがの私でも気づいていたんですが・・・イタリアかスペイン語訛りだと思ってました・・・）
・彼女の番号である86は、アメリカのスラング "86ed" から取られている（"86ed"は、とりあえずこの場合、クビにするという意味のようで、彼女が「メンバーの任務解除」、つまりKids Next Doorの場合、ティーンになるメンバーの記憶を奪うという任務を担っていることから付けられた名前・・・みたいです。86edの意味が調べてもいまいちよくわからないんですが・・）
・母親からFunnypantsと呼ばれている（Codename: S.L.U.M.B.E.R.をよく見たらたしかにそんなこと言ってました）
・Mr. Bossは自分の子ども、Funnyとその兄弟だけは愛している（Operation:O.F.F.I.C.E.で女の子たちを冥王星に送り込もうとしたとき、その中にFunnyの姿はなかったから・・・そういやそうだった）

いつも怒鳴りまくりの鬼軍曹でありながら、実はさみしがりな面もあるというところがやけに心をくすぐるFunnyちゃん。
今後も活躍してほしいものです。

Billy Westさん

最近、録画して放置になってたビデオを見直してるところです。
Codename: Kids Next Doorのこのエピソードがなんだか気に入りました。

Operation: M.A.C.A.R.R.O.N.I.
エピソードそのものは、特に重要な展開もなく小粒な感じですが、インパクト強烈すぎるNumbuh 13の登場とか、やたら脳天気なSector Nのメンバーとの通信シーンとか、なんだかクスっと笑えるシーンが多くて好きです。

Numbuh 13を演じてるのはBilly Westさんですね。
The Ren and Stimpy ShowとかFuturama（どっちも私は全然見たことないんですが・・・）が代表的な出演作の声優さんですが、IMDb見ればわかるとおり、その出演リストはまさに膨大（しかも初出演は90年から）。
レギュラーとか主演作はあまり多くはないんですが、脇役でインパクトのある演技をする方みたいです。

リスト見てて思い当たるのは・・・

My Life as a Teenage RobotのRazinski副校長とか

Billy & Mandyの"Nerve"に出てきたNerveとか。

でも実際の出演作はたぶんこれどころの量じゃないと思います。カートゥーン見てエンドクレジットで声優さんの名前確認しようとしてBilly Westさんの名前を見ることってほんっとに多いですから。
Rob Paulsenさん、Dee Bradley Bakerさんと並ぶ名カートゥーン脇役声優さんの一人と勝手に認定しています（失礼かしら）。

Billy Westさんの場合、もともとはミュージシャンだったみたいで、ご自身のバンド"Billy West & the Grief Counselors"でも活動されてるようです。ご本人のウェブサイトで試聴できますが、ちょっとアメリカーナ的なロックでなかなかいい感じ。
曲によってボーカルのスタイルが見事に違うのがさすがですねー。

アリーナ・ロック

もうひとつ前々から気になってたんですが・・・
"Band Geeks"の最後の演奏シーンで使われている曲は一体誰が演奏しているのでしょう？

Wikiにちゃんと書いてありました。80年代のアメリカのハードロック・バンドGiuffriaの"Sweet Victory"という曲なんだそうで。
歌っているのは当然このバンドのボーカルでDavid Eisleyという人なんですね。
そりゃーいくらTom Kennyさんといえども、いきなりあんなハードロック的美声で歌えるわけないですよね。
しかしこの曲をあえて選んでいるところといい、Patrickが叩いてるエレドラの形状といい、Mr. Krabsが弾いてるショルキーといい、Stephen Hillenburg、か、もしくはこのシーンの演出を考えた人って、この時代のハードロックが好きなんでしょうねー。

私のイメージでは、アメリカ人ってブルースとカントリーが大好きな人たちなんですが、こういう大仰でアリーナ的なハードロックっていうのもきっと彼らにとってはツボ、というか心のどこかでいつでも好きな音楽なんだろな、と思います。

ところでこのエピソードで登場するSquilliam Fancyson、なんかよく聞く声だな、と思ったらやっぱりDee Bradley Bakerさんでした。
この人もほんとーに働き者ですねぇ。

Jill Talleyさん

前々から不思議に思ってるんですが・・・
Sheldonっていうのはそんなに面白い名前なんですかね？
日本語で言えば名前がコケザルっていうくらいに面白かったのか、それともPlanktonと名前との対比が何かおかしかったのか・・・
うーん、調べてみてもわかりません。

理由はわかりませんが、Computer WIFE Karenのすさまじいバカウケっぷりはこのエピソードのハイライトです。私にとっては。
そもそもこのKaren、形態こそDexter's LaboratoryのComputerになんだか似てますが、中身は似ても似つかない、常に所有者をいじって喜んでいるやたらと人間的な機械、というところが何ともいいです。Planktonと実にいいコンビ。

今回Wikiを見てみて初めて知ったんですが、このKarenを演じているJill Talleyさんは、女優であり、声優であり、そしてTom Kennyさんの奥さんなんですねぇ。夫婦そろって声優さんでしかも同じ作品に出演とは。しかも奥さんwife役で。


このご夫婦が揃ってSmashing Pumpkinsの"Tonight, Tonight"という曲のビデオクリップに出演しているというのでちょっと見てみました。
それらしきお二人が、月に新婚旅行に出かけたカップルという役で全編登場しているんですが・・・小さすぎて顔まではわかりません。。
Smashing Pumpkinsのことはあんまりよく知らないんですが、このビデオは非常に好評で、96年のMTV Video Music Awardsにおいては6部門で受賞し、97年にはBest short form music videoという部門でグラミー賞も受賞してるんだとか。