奈良)香芝中、2年ぶり金賞 関西吹奏楽コン・中学A
2018年8月26日03時00分
香芝は自由曲で、天岩戸(あまのいわと)の物語を描いた「吹奏楽のための神話」を吹き、2年ぶりの金賞をつかんだ。複雑な動きのフレーズで息の合った演奏をみせ、抑揚や曲調の変化もメリハリをつけて表現した。
部長でサックスの高谷真侑さん(3年)は「県大会はみんな緊張して萎縮してたけど、今日は前向きで明るい顔で舞台に立てました。音がホールによく響いてほんまに楽しかったです」と笑顔で話した。
天理は自由曲「ルイ・ブルジョワの賛歌による変奏曲」を吹き、3年連続で金賞を取った。速く複雑なメロディーの動きを正確に表現。オーボエなど様々な楽器でソロが続いたが、表情豊かな音色を響かせた。
トランペットの梶本玲さん(3年)は「ソロで高音から低音に移るときに音がしっかり出なかった。でも、曲の最後の高音は、みんなの音がきれいな和音になって響いていたのでよかったです」と話した。
生駒も金賞を受賞した。課題曲は「コンサート・マーチ『虹色の未来へ』」。ファンファーレで始まる冒頭が難所だったが、安定したハーモニーを堂々と響かせた。
トランペットの永松若菜さん(3年)は「県大会で外してしまった冒頭の高音が、今日はうまく当たりました」。部長の山崎かほりさん(3年)は「トランペットを聴いて、みんな勢いづきました。舞台に虹がかかったような気持ちでした」と笑顔だった。
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