ウユニ塩湖に眠るリチウム、ボリビア経済救世主となるか

ウユニ塩湖に眠るリチウム、ボリビア経済救世主となるか

 

 

2019/10/10 16:05

 

© Pablo COZZAGLIO / AFP ボリビアにあるウユニ塩湖（2019年7月10日撮影）。

【AFP＝時事】内陸国ボリビアの標高3600メートルに位置するウユニ塩湖（Salar de Uyuni、別名ウユニ塩原）には、世界最大規模のリチウムが眠っている。リチウム電池需要が世界的に急増する中、ボリビアは原料となるリチウムの生産量を劇的に増やしている。

© Pablo COZZAGLIO / AFP ボリビアのウユニ塩湖南部にある国営リチウム施設（2019年7月10日撮影）。

　リチウム電池は携帯電話やノートパソコン、電気自動車などあらゆるものに使われており、リチウムイオン電池を開発した吉野彰（Akira Yoshino）氏は9日、ノーベル化学賞（Nobel Prize in Chemistry）の受賞が決まった。

© Pablo COZZAGLIO / AFP ボリビアのウユニ塩湖南部にある国営リチウム施設（2019年7月10日撮影）。

　ボリビアは南米で最も貧しい国の一つだが、電気自動車などで今後大量の需要が見込まれるリチウムに経済発展の期待をかけている。同国リィピ（Llipi）のリチウム工場は2020年に稼働する予定で、年間1万5000トンの炭酸リチウム生産を見込んでいる。

© Pablo COZZAGLIO / AFP ボリビアにあるウユニ塩湖（2019年7月10日撮影）。

　国営企業ヤシミエントス・デ・リティオ・ボリビアノス（Yacimientos de Litio Bolivianos、YLB）はウユニ塩湖のリチウムによって、2021年までにボリビアを世界第4位のリチウム生産国に押し上げるという目標を掲げている。

© Pablo COZZAGLIO / AFP ボリビアにあるウユニ塩湖（2019年7月10日撮影）。

【翻訳編集】AFPBB News

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ボリビアのウユニ塩湖南部を走るトラック（2019年7月10日撮影）。

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ボリビアのウユニ塩湖南部を走るトラック（2019年7月10日撮影）。